運転資金とはその名のとおり、事業の経営を行うにあたって必要な資金のことです。会計上の計算方式はさまざまですが、単に毎月必要になる資金がどれくらいかということで、頭に入れておきましょう。
例えば、
・事務所家賃 20万円
・人件費 60万円
・原価 40万円
・光熱費 10万
・通信費 10万
・その他諸経費 10万
というように、合計150万円が一カ月の間にどうしても支出するお金とします。
上記のようにかならず発生する費用のほかに、広告宣伝費やアルバイトなどの一時的な人件費、システム開発費、研究開発費などは運転資金とは別に考えておきます。
「これから春先にかけては売上が毎年落ちるから、宣伝費は極力使わないようにしておこう。アルバイトのシフトも変えて、出来るだけ少人数で回せるようにしよう。」というように資金の出入りを管理するのです。