金融機関からの融資よりも家族や親戚から融資を受けられるならば、その方法が一番いいと思います。なぜならばリスクが少ないからです。
融資の種類 | 難易度 | ||
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公的融資
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政府系
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(1)日本政策金融公庫
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○
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行政系
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(2)自治体の制度融資
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○
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民間融資
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銀行系
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(3)銀行・信金等の創業融資
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△
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ノンバンク系
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(4)消費者金融等からの融資
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◎
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家族融資
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(5)家族・親戚等からの融資
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◎
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ただし、家族や親戚から融資を受ける時にはいくつか注意点があります。
1) 返済義務のある資金は、たとえ家族からの資金提供であっても、金融公庫の自己資金には該当しません。
2) 家族からの融資だからと言って返済は、“あるとき払い催促なし”であると贈与であるとみなされて、税金がかかってくることもあるので注意が必要です。
3) 家族間の関係が良かったにもかかわらず、“金の切れ目が縁の切れ目”のような事態を避けるためにも、きちっとした契約書を交わし、金利もちゃんと設定したほうがいいでしょう。
4)金銭の授受は現金によらないで、銀行口座に預け入れるか振り込みなどで通帳に記録が残るようにしましょう。現金の授受だけだと、あとから現金の授受を立証することが困難になる可能性があるからです。