定款では、以下の項目を記載しなければ定款全体が無効になってしまう。これが、絶対的記載事項です。
①目的
②商号
③本店の所在地
④設立に際して出資される財産の価格まちはその最低額
⑤発起人の氏名または名称および住所
(⑥発行可能株式総数)
尚、発行可能株式総数とは、株式会社が発行することができる株式の上限総数を示す。
上記①から⑤に関しては定款に定めてその認証を受けければならないが、発行可能株式総数に関しては、定款で定めなくとも設立登記までに別途定めれば良いとされている。ただし実務では、定款作成時、および定款認証時には6つの全事項をすべて決めて定款に記載するおくことをお勧めする。