具体的な準備を進める前に調べておきたいのが、予定事業に関する行政の許認可などである。許認可や届出などの区分、また受付窓口については以下の表にまとめてあるが、これはほんの一例に過ぎない。許認可等必要業種は1000件を超えており、また許可条件などは自治体や地域によって異なるものもあるのだ。そのため「自分の事業は大丈夫だろう」などとタカをくくらず、必ず確認しておくことが大切なのである。
確認した結果、許認可や届出などが必要であれば、その取得も準備活動の中に組み込む。中には、取得まで長期間かかるものもあるので要注意しておこう。また無免許・無許可での事業運営が発覚した場合には、罰則が与えられることもある。あるいはその事業自体が違法というケースもあり得るので、決して軽く考えてはいけない。