起業をしたいという気持ちはあっても、それによって生じるマイナスの可能性を想像し始めると、不安は尽きないだろう。会社に守られている会社員とは異なり、起業するとなれば一国一城の主だ。それなりに覚悟が必要である。
その重さに打ち勝つ力となるのが「動機」であり、事業に対する「使命感」だ。
つまり「なぜ起業するのか」「なぜ起業したいのか」「なぜ起業できるのか」などに対する、自分自身の回答なのである。この回答がしっかりしたものであれば、起業を決断する勇気やそれを準備するパワー、あるいはその後の日々への自信も、自然とわき上がってくるはずだ。言い換えれば、「動機」が強い信念を伴った「使命感」にまで高められれば、起業しても問題ないということになる。
しかし中には、なかなか自分の目指すべき使命が分からないということもあるだろう。そんな時には、以下の質問に答えながら自分が社会とどのように関わっていきたいのかを確認してほしい。
今、社会の中であなたが問題だと思うことは?
あなたの経験や身の回りの出来事などから、何か解決したい問題はないか?
この問題があるから、誰かが苦しんでいる、悲しい思いをしている、幸せになれない、そんな課題を見つけてみよう。
他の団体などが取り組んでいる課題で、あなたも共感する課題はないか?
その中で、特に「あなた」が解決したいと思う問題は何か?
特に問題とまでは言えないけれども、今より充実した方が良いと思う事柄はあるか?(それによって、誰かの幸福が増すような事柄はないか?)
誰が(何が)困っているのですか?苦しんでいるのですか?
誰を(何を)より楽にしたいと思うか?また、幸せにしたいと思うか?
どうしてあなたはその問題に取り組みたいと思うのでしょうか?
あなた自身の体験や記憶と、問題に取り組みたい思いがつながっていないか?
何か個人としての経験と関係があるか?
あなたの大切にしたい思想、価値観などと関係があるか?
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