起業・経営FAQ:集客ができないとき、どうしたら良いですか?

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

3年前から習字教室を運営しています。
最近、さらに生徒さんを増やしたいと思い、美文字レッスンも始めました。

SNSなどを通して宣伝はしているものの、思ったように集客につながっていません。
美文字レッスンはそれなりに需要があると思うのですが、どのように集客をしたら良いでしょうか?

回答:「どんな価値とメリットを見込客に訴えるか」について考えてみましょう。

この質問への回答者

西尾 英樹(にしお ひでき) / 株式会社プレジャーデサイン
商品価格を3倍上げても成約率を上げる!商品を変えずに「魅せ方」を変えるだけでヒット商品を送り出す“ビジネスデザイン”の専門家。著書『マンガ 見せるだけで売れる!最強営業術』はAmazon1位を獲得。

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集客という視点から一番重要なことは、

  • 「なぜ買うべきなのか」
  • 「なぜあなたから買うべきのか」
  • 「なぜいま買うべきなのか」

が明確に決まっていて、それを訴求できているかどうかです。

きれいな字が書けない方は多いと思いますが、ニーズがあっても優先順位が低かったり重要性を感じていない可能性が高いです。

①「なぜ買うべきなのか」
「ネットの時代において、見込客が『習わないといけない』と強く感じるだけの問題教育ができているのか?」について考えてみましょう。
「たまにの冠婚葬祭だけなら、べつに習わなくても…」という感覚の人が多いかもしれません。
例えば、履歴書や手紙、書類の記入など、ビジネスシーンや日常生活で役立つことを具体的に示すと、より興味を引くことができるかもしれません。

②「なぜあなたから買うべきなのか」
「通信などでも習える時代において、私のところに来るべき理由(来ないといけない理由)は何か?」について考えてみましょう。
他の先生ではなく私を選ぶべき理由は何か、差別化の教育はできているかを振り返ってみると良いです。
さらに、現在通っている生徒からの口コミやビフォー・アフターの成果をSNSやWebサイトに掲載するのも良いと思います。

③「なぜいま買うべきなのか」
「いつかやろうではなく、『今からやらないと!』と強く思わせる感情訴求ができているのか?」について考えてみましょう。

このあたりがまずは満たされていないと、いまは問題解決の手段はいっぱいありますし、そもそも解決しないという選択肢も見込客の頭の中には存在します。

そのため、 「どんなサービスを提供するか」「どんな集客方法を使えばいいか」ではなく、「どんな価値とメリットを見込客に訴えるか」の方が重要です。

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