起業・経営FAQ:クリエーターの料金設定はどうすれば良いですか?

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

フリーでハンドメイドのクリエーターをしています。
報酬をいくらに設定すれば良いのか分かりません。

例えば、セミナー講師をしたときの報酬、デザイン料、デザインした商品の印税、本を出版したときの印税、再販したときの印税、出張手当(国内・海外)です。

目安となる基準がないので困っています。
価格設定は、どのようにするのが良いのでしょうか?

回答:総合判断でご自身の年収が最大化できる金額を検討してみましょう。

この質問への回答者

小西 薫(こにし かおる) / 株式会社ニコプロダクション
【UI/UXデザイン】を専門に、webにおけるマーケティング、ビジネスモデル構築に特化したアドバイザーです。販売促進や新規事業立ち上げにおいても支援が可能です。

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事業戦略として考えていただく必要がありますが、総合判断でご自身の年収が最大化できる金額をご検討ください。

安価に多数の案件をこなしたい場合と、高額に設定し、少ない案件に集中したい場合で戦略が変わります。価格設定では需要と供給のバランスを意識する必要があります。

当然、安い方が案件数は増える傾向にありますが、無料でも案件がゼロだとすると、しばらくゼロ円に設定し、実績や知名度を増やす必要があるかもしれません。
有名案件であれば、0円で対応しても今後のブランディングになる可能性もあります。

例えば、芸人さんの場合、テレビに出ると知名度がアップし、地方営業する際の単価がアップするので、テレビ番組のギャラは意外と低かったりするようです。

すでに案件の引き合いが来ている場合には、その企業が求めている役割によって大きく変わるので交渉次第だと思います。
替えがきく人として依頼されている場合は、時給1500円〜5000円程度が相場になるかもしれませんし、ブランディングの一貫としてあなたがお手伝いすることで、企業としての利益が大きく増えるのであれば、その経済的な利益の一部を報酬として求めても良いと思います。このときの相場は業界やその方の影響度によって、0.1%だったり、50%だったりと大きく変化します。

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