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課題・悩み
外壁塗装会社を運営しています。
コロナ禍でホームページ経由の顧客が減少しています。ホームページ経由での顧客を増やしたいと考えており、その宣伝としてSNSの利用を検討しています。しかしながら、少人数で会社を運営しているので、SNSにコメントがきても返信が難しい状況です。
SNSにてフォロワーに対応できない状況でも始める価値はありますでしょうか?オフにしてでも集客に結びつけるためのコツなどを教えてください。
回答:SNSの利用方法は数種類あります
小林 裕典(こばやし ひろみち)/ヒロモウェブ
近畿・中国地方でECコンサルタントとして活躍されている方です。温和な人柄は、クライアントはもちろんの事、同業・パートナーからもあつい信頼を集めている、人気のある専門家の方です。
「ホームページの訪問者を増やしたいと思いSNSをはじめようと思っています」とのことですね。
まず、外壁塗装の客層やターゲットがどんな世代、年齢層なのか前提条件が問題です。それによって使用すべきSNSツールは変わってきます。外壁塗装ということは、すでに家をお持ちで年数経過していると考えると客層の年齢は30〜40代以降にあたります。その場合、インスタグラムは年齢層がマッチしていないです。Facebookについては、基本知り合いでつながるツールですので使っても効果が出ないと判断します。
「少人数の会社なのでSNSに対応し続けるのは難しい」、そもそもSNSツールは双方向でやり取りをして関係性を築くやり方になります。なので、コメントオフ等、相手方に対応できないと効果は半減すると判断します。とはいえ、もしコメントオフでSNSをやるのであれば、上記に挙げられたテキスト系のSNSではなく、動画を使った情報発信が一番いいでしょう。
アップする媒体はYou Tubeがメインになると思います。YouTuberがやるような方法ではなく、あくまでも外壁塗装の情報や作業の様子などを伝えていくやり方です。質問者様自身が出演する必要はありません。また撮影もスマートフォンの動画カメラ録画で十分です。業務風景など仕事をしている感じを出していき、少し専門的な部分での解説などの動画があってもいいですね。
こういった技術系は動画系SNSとの相性がいいです。もちろん、そこで使った動画をインスタグラムやFacebookなどでも流してOKです。そこからサイトへの導線を貼り誘導します。もちろんWEBサイトに来たお客様が離脱しないようにサイトもしっかりと見直しをしてください。外壁塗装のメニューや、価格表や問い合わせ方法のわかりやすい提示などが挙げられます。