起業・経営FAQ:シルバー市場のマーケティング方法、サンプル収集について

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

シルバー市場を対象としたマーケティングの会社を設立したいと考えています。
企業からのニーズはあるのですが、アンケート対象がシルバーということで、サンプルをどう入手すべきか困っています。
アンケート対象の集め方やサンプルの収集方法、特にシルバーのサンプルの集め方について教えて頂けないでしょうか。

回答

■アンケート対象・サンプルの収集方法
企業・団体、会社社員・団体職員、 世帯、個人などでデータソースが異なってきます。 以下に参考になるデータソースを挙げます。
□企業・団体 総務庁統計局の事業所・企業統計調査の事業所名簿、電話帳、業界名簿など
□会社社員・団体職員 職員録、社員名簿、職員名簿など
□世帯 住民基本台帳、住宅地図(世帯主が記載されているもの)など
□個人 住民基本台帳、選挙人名簿、電話帳など
これらの中から、対象となるデータサンプルが含まれているリストを 調べていくことになります。

■シルバーのサンプルの集め方など
ここでは3つの方法をご紹介させていただきたいと思います。
□公的データを調査
ベーシックな方法で上記に挙げた「住民基本台帳」を調べるというものです。 各市区町村の役場で閲覧可能ですが、予約方法や使用目的の許容範囲などが それぞれ異なりますので、対象エリアごとに確認する必要があります。
□高齢者が集まる企業・団体との連携
私が起業で関与することがある介護施設などは、連携先として適すると 考えられます。高齢者の趣味の集まりなどに働きかけることも良いです。 ただしこの場合、ややサンプル数は限られてしまうかもしれません。
□コンサルティング会社との連携
高齢者向けサイトを活用して、シニア向けマーケティングの サービスを行う株式会社シニアコミュニケーションという企業があります。 有料ですが、こうした専門コンサルティング企業を活用できれば 効率的な調査が可能となります。

■その他おすすめの方法
株式会社シニアコミュニケーションが運営する高齢者向けサイトに 「STAGE」というものがあります。同名の雑誌も販売しており、読者数は30万人に上るようです。 うまく連携できれば、サイトと雑誌、それぞれのユーザー、読者から 情報収集を行うことができるでしょう。

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