起業・経営FAQ:家電製品の仕入れルートの開拓方法が知りたい

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

家電の販売店を開業します。
家電製品の仕入れルートの開拓はどのように行えばいいでしょうか。
安価な競争のなか、仕入れ価格が低くないと競争は難しいと考えています。

回答

量販店の仕入れのポイントは直接工場から大量に仕入れられるところにあります。
メーカー代理店を通さずに買う為、一回~二回分の流通コストが削減できるのです。
工場は直接注文を受ける代わりに、何万台という卸すための生産を行い、在庫は抱えずに量販店に全部販売してしまえばいいので、計画的に注文分が売れるので、安く出来るわけです。

個人店舗(ネット)販売程度では、在庫が大量に抱えられない為、やはり必要分だけを仕入れることしかできないので、直接工場への生産注文して買い付けることは出来ません。
ですので、量販店に負けない値段で売ることを、セールスポイントとすること自体には無理があると思います。

 

では、どうやって量販店と競争していくのでしょう。
それは、一般的ではありますが「地元に根付いたサービス」です。
いくら簡単に組み立てられたり設置できるようになったとはいえ、「地元で買ったほうが、何かあったときはすぐにきてもらえる」というアフターフォローへの安心感は、逆に強まってきているように感じます。
仕入れは、もちろん安いほうがいいに決まっておりますが、どこの会社から買えば良いというアドバイスは難しく、いずれにしても値段では量販店にはかなわないので、地元に根付いたサービスを大切にしましょう。
お店を出すにあたっての事業コンセプト(方針)や、広告の方法を追求された方が解決になるかと思われます。

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