コロナ禍を理由に、休業手当のない休業は許容されるのでしょうか?

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

旅行関連の会社を経営しています。コロナ禍の影響による経営不振で、来月から社員の勤務日数を週5から週2に減らすことになりました。実質-60%の給与減額が予想されます。また、休業手当の支払いもできなくなりそうです。

休業手当のない休業は許容されるのでしょうか?

 

回答:コロナ禍は事業主の責任ではないので、休業手当の支払いが必要ないこともあります。

この質問への回答者

鈴木 圭史(すずき けいじ) / ドラフト労務管理事務所
大阪で社会保険労務士として活躍をする鈴木さん。派遣元責任者講習にも力を入れており、信頼も厚いアドバイザーの方です。

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緊急事態宣言がでている地域であるなら、会社からの休業手当の支払いが必要ないこともあります。 なぜなら、知事の自粛要請によって旅行者が減っている環境による休業は、事業主の責任ではないからです。

政府もこのあたりの回答は曖昧なままです。

「会社と社員で話し合いをして解決してください」というスタンスになるでしょう。社員とのトラブルを防ぐために、労働基準監督署などで情報収集することをおすすめします。

 

※この記事は2020年4月時点の回答です

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