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Q.中小企業雇用安定化奨励金について教えて!
有期契約社員を正社員に転換すると、中小企業雇用安定化奨励金がもらえると聞きました。詳しい内容を教えてください。
A.回答
中小企業雇用安定化奨励金とは、中小企業主が、有期の雇用契約を締結している契約社員を、雇用期間の定めのない正社員に転換した場合に支給される助成金です。
1.受給できる額
○転換制度導入分
新たに転換制度を導入し、かつ、転換制度を導入してから3年以内に実際に契約社員から正社員へ転換した場合に支給されます。
支給額・・・40万円
○転換促進分
転換制度導入した日から3年以内に2人以上の契約社員を正社員に転換させた場合に支給されます。
支給額・・・対象者1人につき20万円(母子家庭の母は30万円)
転換促進分は最大で10人まで受給できますので、最大でもらえる助成金額は・・・
転換制度導入分40万円 + 転換促進分(20万円×10人) = 240万円!
2.受給のための主な要件
対象となる社員は、下記の主要件を満たすことが必要です。
1.転換前6ヶ月以上、契約社員として申請事業主に雇用されていること。
2.契約社員は、雇用保険の被保険者となっていること。
3.あらかじめ正社員に雇用することを前提に雇用された者でないこと。
4.正社員への転換前3年間について、その事業所で正社員でなかったこと。
5.正社員への転換後も引き続き継続して雇用されることが見込まれること。
3.受給までの流れ
○正社員転換制度を新たに導入します。
↓
○制度導入後3年以内に転換制度の対象者が出たら、正社員としての6か月分の給与を支給した日の翌日から1か月以内に「転換制度導入分」の支給申請を行います。
↓
○2人目以降の転換者がで出たら、正社員としての6か月分の給与を支給した日の翌日から1か月以内に最初の1人目も含めて「転換促進分」の支給申請を行います。
以後、転換者が出る都度、同様に「転換促進分」の支給申請を行います(最大10人まで。制度導入後3年以内に転換した者に限る)。
有期契約社員を正社員へ登用する制度を導入しようとお考えであれば、中小企業雇用安定化奨励金を受給できる可能性が十分あります。ぜひ活用しましょう!
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