起業・経営FAQ:コンテンツ・グッズの海外販売事業の立ち上げについて

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

海外でキャラクターグッズや、ゲーム、アニメ、ビデオ等を販売する事業を考えています。
これにあたりいくつか質問があります。

1.良い決済の方法について
アメリカで銀行口座を作ることが出来ればよいのですが、日本在住のままでは難しい気がします。為替や手数料のコストが抑えられる方法はないでしょうか。
2.臨機応変な(時流に合った商品の)仕入先の確保手段
仕入れについては、どのような業者と、どのように交渉すればよいでしょうか。
3.良い輸送方法
EMSとSAL、どちらを使えばよいでしょうか。
4.税金・営業許可について
アメリカでの営業許可の取得や納税はどのようにしたらよいでしょうか。
税理士を雇う必要はありますか。

回答

アメリカは州ごとに法律も税率も異なるため、どこを拠点にするかで方法が異なります。 今回は、ネット上の取引のみで、実際には日本にしか拠点は置かないという前提で回答します。

1.良い決済の方法
アメリカの銀行口座を開設しようと思うと、住民票が必要になる場合があります。
簡単なのは、アメリカに支店のある銀行口座があれば、取引は簡単です。 窓口で相談されることをお勧めしますが、1ヶ月の平均残高が100万円以上であれば、国内の各銀行、郵便局が手数料無料になったり、海外送金も無料になったりします。

2.臨機応変な仕入先の確保について
もし、ネット販売で個人向けに数個ずつしか売らないのであれば転売すればいいかと思いますが、大量の数を卸し販売するのであれば、取引業者を探す必要があります。 こうしたものは外注なので、販売会社ではなく製造元に問い合わせをするか、もし販売独占権があれば、販売権を得るしかありません。

3.良い輸送方法について
海外で購入しようと思っている方は、日数がかかってしまうことは見込まれているので、事前にだいたいのお届け日数を明記しておけばよいでしょう。
EMSかSALの使用方法は規模によって活用方法が異なるので使い分けましょう。

4.税金・営業許可について
これはサイト上のビジネスですので、海外で起業し店舗販売するのではない限り、営業許可は不要です。税金は関税で支払います。よって海外税理士の雇用は不要でしょう。

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