起業・経営FAQ:海外アーティストを招待する際に活用できる補助金・助成金はありますか?

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

都内の古民家を活用してアトリエカフェを経営しています。

今度、海外のアーティストを招待して、展示会やワークショップなどを企画しています。

その際に交通費、滞在費、展示の輸送費を出すのですが、それに活用できる助成金や補助金などがないかアドバイスをいただきたいです。

回答:公的機関や民間機関や財団などでそのような補助金・助成金があります。

この質問への回答者

宮野 太加士(みやの たかし)/アップアップシフト合同会社|ローリスク・ローコスト経営プロデュース
事業プロデューサーとして日本一売れているスーパー辛口ビールをはじめ35企業55ブランドのヒット事業に関わってきた宮野アドバイザー。補助金は難しい!と感じる経営者の皆さんに、補助金活用プロデュースをしています。

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概要計画から考えられる補助金・助成金、サポート支援などをリスト化しました。

公的機関

これらの補助金・助成金は、海外からのアーティストを招聘する際に、交通費や滞在費、展示費用などの費用を補助対象としています。

(1)文化庁:文化芸術振興基本計画のもと、国際文化交流や海外のアーティストの招聘をサポートする事業や補助金を行っています。具体的な内容や対象となる事業者は、文化庁の公式ウェブサイトで確認できます。

(2)公益財団法人日本国際文化振興会

(3)自治体: 地方自治体にも文化や芸術に関する補助金や助成金を設けている場合が多いです。特に大都市や文化都市では、文化交流や国際交流を目的とした補助が存在する可能性が高いです。

民間機関や財団

(1)日本財団:社会的課題の解決を目的とした補助金や助成金を提供しており、文化や芸術の分野も対象となっていることがあります。

(2)トヨタ財団:文化や人間学の国際交流をサポートするための補助金や助成金を提供しています。

(3)野村国際文化財団:日本の伝統文化や国際文化交流を目的とした助成活動を行っています。

その他の注意点:展示イベントの開催に関しては、地方自治体や地域の商工会議所、観光協会などからもサポートを受けることが考えられます。

経済産業省系

(1)小規模事業者持続化補助金

海外からの画家やアーティストを招聘するなどの事業を通じて、今後の質問者様の販路開拓、お客様を増やす・売上を上げるなど事業戦略を構築するためなど活用できます。また、具体的なイベント開催費用などにも活用できる計画などが考えられます。

(2)IT導入補助金

ECサイトを構築し、国内・海外へのPR・販売構築などに活用するなどの計画が考えられます。

公的機関や民間機関への問合せ、経産省補助金活用などは、質問者様より事業概要を伺い具体的な内容を把握することにより、より適切な情報や計画をご提案することが可能です。補助金・助成金、支援の他に、招聘による事業活動のストーリーによっては、企業のCSR活動や広告宣伝活動としてのスポンサーシップも視野に入れてみると良いかもしれません。

以上となります。相談いただきまして、ありがとうございました。ご不明な点があればお問い合わせください。

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