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課題・悩み
広島駅周辺で美容院を開業しました。内装工事や備品等の費用の一部を日本政策金融公庫にて借り入れました。残りの費用は自力で支払ったのですが、実際に開業してから返済が厳しいことが分かりました。
そのため補助金を活用しようと考え、現在、小規模事業者持続化補助金を考えています。そこで3点質問があります。
- 小規模事業者持続化補助金の提出書類の内容はどのようなものでしょうか?
- 日本政策金融公庫に提出した事業計画書の内容は流用してもいいのでしょうか?
- どのようなものが対象経費になるのでしょうか?
よろしくお願いします。
回答:現在の事業の説明、補助事業の概要について説明しましょう。
三輪 篤史(みわ あつし) / 東京都 / お客様の9割が創業からのお付き合い!【起業支援専門の税理士事務所】三輪税理士事務所/クローバーズ経営グループ 「品川創業融資サポート」運営
税理士という固いご職業でありながら、とても人柄の優しい三輪アドバイザー。これから起業をお考えの方に向けた「資金調達」を得意とし、起業相談をじっくりと、丁寧にお話しいただけます。お気軽にご相談ください。
小規模事業者持続化補助金については、基本的に(1)現在の事業の説明(現状、強み弱み、課題など含む)と(2)補助事業の概要(補助金をどのように活かすか(数値含む)の2部構成かと思います。補助金の公式サイトに事業計画書のひな形があると思いますので、そちらを使用します。
次に対象経費についてですが、こちらは汎用性がある物の購入は(PCやテレビなど)は補助対象外となります。また、補助金が採択され、交付決定を受けてから購入するものが対象ですので、既に支払っている物は対象外となります。
補助金は採択から交付決定まで、半年くらいかかりますので、同時に事業計画(収支管理)を見直し、資金をつなぐことが必要です。事業計画の再更新を含めご検討頂くとよいと思います。
ご参考頂ければ幸いです。