起業・経営FAQ:融資が通らなかった場合、どのように行動すればよいのでしょうか?

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

現在資金調達で、公庫と信金に融資の相談をしています。

もしも融資が通らなかった場合、どのように資金調達を行えばよいのでしょうか?

回答:融資が通らなかった理由を聞く、他の融資先を探すの2点になります。

この質問への回答者

上野 光夫(うえの みつお) / 「起業家が資金調達するための方法」 に関するノウハウは日本一です! 株式会社 MMコンサルティング
元日本政策金融公庫の融資課長として5000名以上の起業家を支援した上野アドバイザー。現在は、資金調達の専門家として活躍されております。融資を検討されている方にはうってつけのアドバイザーです。

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創業融資の場合、正式に申し込みしてNGの結果が出てしまうと、再申し込みはできなくはないのですが、通すのはかなりハードルが高いのが実態です。

ですが、そうなった場合でも、以下の行動をとってみることをお勧めします。

(1)融資が通らなかった理由を聞いて、改善できるか検討

どんな理由で通らなかったのか聞いてみましょう。信用金庫は明確に答えてくれないかもしれませんが、日本政策金融公庫はある程度、説明してくれるはずです。理由の内容次第によっては、そこを改善して再申し込みするということが考えられます。

たとえば「投資金額が大きすぎる」であれば、どこかを削れないか検討します。あるいは「収支見込に確信がもてない」であれば、収支見込について根拠となる資料を作成するなどです。もちろん、前回申し込みしたときに提出したものよりも、さらに細かく実現可能性を説得できる根拠を示す必要があります。

(2)他の制度を探す

信用金庫に申し込みされたとのことですが、その場合、「信用保証協会」という機関が必ず関係してきます。

もし信用保証協会まで書類が回った結果NGであった場合は、それ以上の進展は難しいですが、信用金庫の段階でNGだったとすると、他の制度を使える可能性はあります。

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