起業・経営FAQ:利用できる助成金等を教えてください。

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

フォトスタジオの開業について考えています。 助成金の活用につきまして、どのような内容が申請できるか教えてください。

回答:ご自身の業務の規模に合わせて助成金を探しましょう。

この質問への回答者

伊関 淳(いせき あつし) / 伊関行政書士・社会保険労務士事務所
18年間勤務した会社を退職し、独立開業した伊関アドバイザー。そのフランクな人柄と脱サラ経験を基にしたセミナーは大変好評です。脱サラ起業を検討されている方、まずは伊関アドバイザーにご相談ください。

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助成金や補助金にはざっくり次のような枠組みがあります。

(1)厚生労働省の管轄下で行われている助成金事業

(2)経済産業省の管轄下で行われいてる補助金事業

(3)その他、都道府県ごとに行われている助成金や補助金に関する事業

ざっくりですが、大きく分けてこの3つでとらえてください。

まず、(1)は厚労省の管轄で、いわゆる助成金と呼ばれているものですが、これはあくまで労務に関するものです。雇用環境を改善したり、整備したりする際に助成金が給油されるものです。

雇用保険の適用事業所であることが大前提です。要は、最低でも雇用保険に加入している社員がいないとそもそも要件を満たせません。起業したからといっても社員がいないと雇用環境の改善ももなにも関係ないですからね。

よく誤解がありますが、(1)の助成金と呼ばれているものは社員がいて、その社員の雇用改善が主になります。(内容は多岐にわたるので割愛します。) (2)は、経産省の管轄で 経費を補てんするための補助金です。これは起業時に大きな設備投資をしてそのかかった経費のいくらかを補填してくれるのです。前提として事業計画書を作成してそれを公募して公募が通ればという制度になります。公募は年に数回 発表されるので、その公募期間にアンテナを立てておく必要があります。

(3)これも東京都や市区町村が独自にやるもので、(1)のような労務環境の改善のものと(2)のような経費補てんのような、ものが色々種類があります。これも公募が多いので、公募時期等を都度アンテナを立てていく必要がありますね。

1人でフリーランス的に起業されて設備投資をそれほどかからないという場合でしたら、あまり助成金や補助金は合致するものはすくないと思います。

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