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課題・悩み
新たに雑貨屋を開業したいと考えています。 まずは100万円ほど資金調達をしたいので、おすすめの補助金や助成金があれば教えてください。
回答:「小規模事業者持続化補助金」(コロナ対応特別型)がおすすめです。
多賀 俊二(たが しゅんじ) / 草の根金融研究所「くさのーね」
ソーシャルビジネス・NPO等に関するあらゆる資金調達(融資・私募債・補助金・助成金・クラウドファンディングなど)において、支援を得意とするアドバイザーです。
※この記事は2020年6月時点の回答です。
まず創業時に検討してほしいのは、「小規模事業者持続化補助金」(コロナ対応特別型) です。下記のような特徴があります。
- 開業届(または法人登記)が終わっていれば、創業段階でも申請できる
- 最大100万円、最大補助率3/4(120万円の支出に対して90万円の補助)
- ホームページ制作、チラシ配布、展示会出展、製品の試作、店舗改装などに使える
- 販路開拓などの広い用途に活用できる
- 別途「事業再開枠」として、清掃・マスク・換気などの感染対策費用50万円の補助がある
もし2018年(あるいはそれ以前)から事業を開始している場合は、 国の「持続化給付金」(個人最大100万円、法人最大200万円)が使えます。
また、店舗や事務所などを借りている場合には、「家賃支援給付金」(個人最大300万円、法人最大600万円)も魅力的です。