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課題・悩み
現在個人事業主として喫茶店を経営していて、別の飲食店の継承も考えています。
補助金などを活用したいのですが、個人事業主よりも法人の方が審査にとおりやすいのでしょうか?
回答:法人も個人事業も同様の審査基準で審査されます。
上野 光夫(うえの みつお) / (株)エムエムコンサルティング
元日本政策金融公庫の融資課長として5000名以上の起業家を支援した上野アドバイザー。現在は、資金調達の専門家として活躍されております。融資を検討されている方にはうってつけのアドバイザーです。
補助金などはほとんどの場合、個人事業主も対象です。募集要領の審査基準(審査の視点)に「法人の方を評価する」といった文言はないので、法人も個人事業も同様の基準で審査されます。
もし現在の個人事業を法人化したさいは、同じ内容の事業を続けているので、過去の実績も評価されます。ただし、補助金は過去の実績よりも、補助金を使ってこれから実施する事業の実現可能性のほうが重視されます。