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課題・悩み
日本政策金融公庫からの融資で開店して半年経ちましたが、ずっと収支がマイナスです。開業したばかりなので、このマイナス収支の原因がコロナ禍による影響なのかどうか、分からない状況です。
特別融資は1年以上営業していることが条件のようなので、私にはあてはまらないのでしょうか?
回答:追加で融資を受けられる可能性があるので、公庫に相談しましょう。
藤田 智代(ふじた ちよ) / Fujitax Accounting株式会社/藤田税理士事務所
中小企業やスタートアップの資金繰りや事業立て直しの経験が豊富な藤田アドバイザー。毎月開催される創業や法人設立のいろはを教えていただけるセミナーも好評で多くの方々から支持を集めています。
新型コロナ対策用の融資は、「民間のセーフティネット」と「公庫のセーフティネット」の2種類あります。 このうち民間の方では、事業の継続期間要件のほか、前年売上比で20%減(または3カ月連続で5%減)という要件があり、難しいと思います。
公庫の方は追加で融資を受けられる可能性は0ではありません。 ただ、今回の確定申告は恐らく赤字決算ですよね。新型コロナ対策とはいえ、数字を見られることは間違いありません。
創業時は、創業から間もないことが原因の赤字なのか、コロナ禍のため売り上げが伸びないのか判断も付きにくいです。 いちど創業時に借りて半年ほどしか経っていないので、正直に言って厳しいとは思いますが、公庫に相談された方がよいと思います。