起業・経営FAQ:新規創業者にむけた融資や補助金にはどのようなものがありますか

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

私は会社員として求人情報サイトの管理責任者をしています。
先日代表者より「事業自体を引き継いで自分でやってみないか?」と提案を受けました。提示された売値は事務所内備品、サイト、すべて引継ぎで100万円です。

新たに会社を立ち上げて自分ひとりで運営すれば、十分黒字化できる状況です。
現時点で新規に事業を立ち上げる場合、どのような新規創業者向け融資や補助金がありますか?

引継ぎ経費100万円に加えて、月の収益がマイナスになった場合の運転資金のために借り入れができればと思っています。(理想は300万円、最低200万円程度)
求人情報サイトですので、特に仕入れ等も無く、契約、応募があればそのまま収益になります。

回答:資金調達については、融資・補助金・給付金など様々な方法があります。質の高い事業計画書を作成する必要があります。

この質問への回答者

中野 裕哲(なかの ひろあき) / 起業コンサルV-Spiritsグループ/税理士法人・社会保険労務士法人・行政書士法人V-Spirits/V-Spirits経営戦略研究所
『マネーの虎』を見たことで、起業関係の仕事を目指し、現在その分野で活躍中の中野アドバイザー。熱い気持ちと明るく親しみやすい人柄で多くの起業家の支持を得ております。起業時の相談にお勧めです。

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1. 資金調達について

まず、引継ぎ経費の100万円は、調達できる見込みが高いと考えられます。
予備費・運転資金については、毎月どのくらい経費がかかるかで融資できる金額は変わってきます。

融資を受けるための事業計画書には、書くテクニックがあります。
そのあたりを踏まえれば十分に可能性があります。

2. 補助金・助成金について

まず、お住まいの地域に自治体系の補助金があるか確認してみてください。
国からの補助金として、以下の2つが検討できます。

①IT導入補助金
上限:50万円

②小規模事業者持続化補助金
上限:50万円(販路開拓に伴う経費・広告費などの2/3が上限)

さらに、役員ではなく従業員を迎え入れる場合には、キャリアアップ助成金を受給できる可能性があります。

③キャリアアップ助成金
非正規社員(契約社員など)を正規社員化したときに57万円が支給されます。

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