起業・経営FAQ:学生でもできる資金調達の方法について知りたい

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

現在大学2年生です。私は大学卒業後スポーツジムを経営したいと考えています。しかし、稼いだお金は学費と生活費に消えてしまい資金調達をするのには今の現状だと無理があります。

目標として来年までには100万円以上資金調達したいのですが、どうすれば良いのかが分かりません。

回答:ご家族の協力がもっとも手っ取り早いでしょう。

この質問への回答者

三浦 高(みうら たかし) / V-Spirits経営戦略研究所株式会社
中小企業診断士としてコンサルティングに携わる企業多数。複数の大学、公社で経営に関する講師も務める。補助金申請も40件以上担当。

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資金調達の方法はいろいろあります。

  1. 自分でコツコツ貯める(いわゆる自己資金です。)
  2. 両親や親戚からもらう、または借りる
  3. 金融機関から融資を受ける
  4. 投資家やベンチャーキャピタルから出資してもらう
  5. 補助金や助成金を受ける

1.は時間がかかりますが、手堅い資金調達方法です。3.の融資を受ける際にも自己資金は非常に重要です。少しずつでもいいので、お金を貯める努力をしてください。

2.は一番頼みやすく手っ取り早い方法です。ご相談はされてみましたか。自分の思いをしっかり伝えて、応援してもらっている方は多くいらっしゃいます。

3.融資を受けるには厳しい審査があります。
経験や信用・能力、返済可能性、自己資金、資金使途。これらの観点で審査されます。
返済可能性と資金使途は事業計画書で表すものですので、書きようはあるのですが、他の2点はご自分でなんとかしないといけないものです。特に信用情報にはお気をつけください。クレジットカードや携帯電話の分割、ローンなどは信用情報に載ります。これらが延滞してしまうと記録として残り融資審査で不利になります。絶対に気をつけましょう。

融資を受けるには、

  1. なるべく自己資金を貯める
  2. 信用情報に傷を付けない
  3. 両親や親戚からもらう

これらを進めれば、いっぱいは難しくても少しは借りられる可能性があります。

4.は一番ハードルが高いです。投資家やベンチャーキャピタルに対し、このビジネスはいかに成長する可能性があるかを説得しなければいけません。現実味は一番低いです。

5.は基本的にもらえるものです。ぜひ活用したいところです。
ただし、補助金助成金はお金を先に自分で払ってからあとで戻ってくる性質のものですので、すぐに必要な資金を手当できるものではありません。使える経費も、補助金により限定されるので、計画的に利用を検討しましょう。

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