創業時の助成金FAQ:創業時に利用できる助成金を教えてください。

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執筆者: ドリームゲート事務局
掲載日:2011年5月13日
 

Q.創業時に利用できる助成金を教えてください。

起業を考えています。創業時に利用できる助成金は何があるのか教えてください。
 

A.回答

■創業時の助成金としては、中小企業基盤人材確保助成金、地域創業助成金、受給資格者創業支援助成金、高年齢者等共同就業機会創出助成金、子育て女性起業支援助成金などがあります。

この中でも、従業員の雇い入れに対して給与に助成するものと、創業経費に対して助成するもの、従業員の雇い入れと創業経費の両方を助成するものの3種類があります。

◆従業員の雇い入れに対しての助成金
◇中小企業基盤人材確保助成金
主な要件としては、異業種進出や創業・分社化に伴って300万円以上の経費の出費と一定年収以上の人材(基盤人材)を雇い入れた場合に、一人につき140万円、さらに年収要件のない一般人材を雇い入れた場合に30万円、最大各5名ずつ、850万円が支給されます。

◆創業経費に対して助成するもの
受給資格者創業支援助成金、高年齢者等共同就業機会創出助成金、子育て女性起業支援助成金があります。
◇受給資格者創業支援助成金
会社で5年以上雇用保険に加入していた方が失業し、再就職ではなく、起業した場合に、経費の3分の1(最大200万円)を支給するものです。
◇高年齢者等共同就業機会創出助成金
45歳以上の方が3人以上で起業する場合、設立費用を助成(最大500万円)します。 ◇子育て女性起業支援助成金
会社で5年以上雇用保険に加入していたことがあり、12歳未満の子どもがいる女性に経費の3分の1(最大200万円)を支給するものです。

◆従業員の雇い入れと創業経費の両方を助成するもの
◇地域創業助成金
これは、各地域でさだめられた地域貢献事業で起業し、会社都合の従業員を雇い入れた場合、その従業員雇い入れ1人につき30万円、さらに創業経費の3分の1(最大500万円)が支給されます。

また、創業系の助成金ではありませんが、創業時からすぐにでも利用できる助成金も多数ございますし、助成金以外でも融資に長けた税理士のご紹介も行います(国金で断られても制度融資や銀行など調達手段はいろいろとありますし、手腕が問われます)。

具体的な状況をお伺いしないとどれに該当しているのかは判断できかねますが、まずは弊社、助成金無料診断をご利用ください。
※子育て女性起業支援助成金と地域創業助成金は今年度末(平成20年3月31日)で廃止が決定しています。もしご検討の場合は、お早めにご相談ください。

■創業時に利用できる助成金一覧
http://www.joseikin-support.com/joseikin/sougyou.html

■中小企業基盤人材確保助成金(雇用・能力開発機構)
http://www.ehdo.go.jp/gyomu/index2.html

■受給資格者創業支援助成金(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/b02-2.html

■子育て女性起業助成金(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/b02-4.html

■高年齢者等共同就業機会創出助成金(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/b02-5.html

■地域創業助成金(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/b02-1.html

 

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