創業時の助成金FAQ:定年退職後の起業で利用できる助成金はありますか?

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
掲載日:2011年5月13日
 

Q.定年退職後の起業で利用できる助成金はありますか?

私は長年勤めていた会社を先月定年退職しました。そこで、以前より考えていた高齢者による高齢者向けのパソコン教室を開きたいと考えています。これで利用できる助成金はありますでしょうか?
 

A.回答

■高年齢者等共同就業機会創出助成金、中小企業定年引上げ等奨金、特定求職困難者雇用開発助成金などが利用できるのではないかと思われます。

近年助成金のキーワードとして、女性、フリーター、そして高齢者というのがあります。これらに関るビジネスに関しては助成金が手厚いということですね。

さて、ご質問の件ですが、高齢者による高齢者向けという点で利用できる助成金は数多くあります。しかし、助成金によって高齢者の定義が異なるので注意しなければなりません。

◇高年齢者等共同就業機会創出助成金
この助成金は45歳以上の高齢者が3人以上で法人を設立創業し、雇用保険に加入する高齢者が出た場合に、設立費用を助成(最大500万円)されるものです。ただし、この3人は事業の専任でないといけないため、他の会社の役員や会社員であってはいけません。もし、3人以上で共同で事業を行うご予定ならぴったりです。

◇中小企業定年引上げ等奨励金
この助成金の主な要件は、登記後1年以内に、55歳以上65歳未満の雇用保険加入者が従業員が2分の1以上、かつ、60才以上65才未満の雇用保険加入者が3人以上(全体の4分の1以上)いることが必要です。最大160万円が支給されます。高齢従業員の雇い入れが順調にいった場合に狙い目です。

◇特定求職困難者雇用開発助成金
これは職安を通して60歳以上の方を採用した場合に、1年間給与の3分の1が支給されるものです。

このように高齢者の雇い入れや創業は非常に助成金に有利ですので、ぜひ一度ご検討ください。

弊社では、助成金無料診断を行っています。御社が該当するかどうか、また別の助成金があるかどうか診断しますのでお試しください。
http://www.joseikin-support.com/html/sindan.html

■高年齢者等共同就業機会創出助成金
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/b02-5.html

■中小企業定年引上げ等奨励金
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/e01-3.html

■特定求職困難者雇用開発助成金
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/c02-4.html

 

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