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課題・悩み
都内で新しく店舗を開業したいと思います。 売り上げの目途は経ちますが、初期費用が乏しいため、融資の申請も検討しています。
会社設立の流れや融資を検討するタイミングを教えてください。
回答:会社の設立手続きをし、経理体制が整ったら、融資を検討できます。
長谷川 徳男(はせがわ のりお) / 小谷野税理士法人
特に税務面でのサポートに力を入れている長谷川さん。会社が損をしないための経営方法について、経営者向けの参謀役として活躍をされている税理士の方です。
1.会社の設立手続
まず登記手続きが必要です。これは司法書士に相談するとよいでしょう。 開業する業種によっては許認可が必要な場合があります。許認可については、行政書士などに相談するのが良いと思います。
つぎに、税務署や都税事務所への届出が必要です。ご自分で提出することもできますが、私たちのような会計事務所に相談することもできます。
2.経理・決算申告
経理と決算書の作成、さらに税務署等への申告が必要となります。 また、日々の支払いについての源泉徴収と納付が必要な場合もあります。 これも会計ソフトなどを使ってご自分でおこなうこともできますが、会計事務所に相談することもできます。
3.融資
会社設立後、経理体制が整ったら、融資を検討できます。まずは政府系の日本政策金融公庫の「創業支援融資制度」を検討してみましょう。創業前に相談できる窓口もあるようです。
https://www.jfc.go.jp/n/finance/sougyou/riyou/sougyoumae/
そのほかにも自治体の制度の活用も考えられます。