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課題・悩み
コンサルタントとして個人事務所を設立する予定です。個人事務所を経営するにあたって、株式会社を設立した方が良いですか?
回答:法人化するさいのメリットとデメリットを考えて、会社を設立するかどうかを決めましょう。
庫川 幸久(くらかわ よしひさ) / くらかわ税理士事務所
税理士事務所ではめずらしい「税務会計のセカンド・オピニオン」を手掛ける庫川アドバイザー。大の歌好きでカラオケで豪快な歌声を披露する一面も。顧問税理士以外のアドバイスも聞きたい、という方にお勧めです。
法人化のメリット
- 個人事業主より社会的信頼度があがる
- 個人事業主より人材募集がしやすくなる
- 個人事業主より資金調達や借入がしやすくなる
- 個人事業主より税率が下がる場合がある
- 青色申告の欠損金(赤字)が10年間繰り越せる(個人の青色申告の損失繰越は3年間)
- 事業年度が自由に決められる(個人は1/1~12/31に決められている)
法人化のデメリット
- 社会保険が強制加入になっている(個人事業主の場合、従業員が常時5人以下であれば任意加入)
- 登記が必要
- 個人事業主よりも事務負担が増える
- 会社のお金と個人のお金を明確に区分する必要があり、個人で自由には使えない
などがあります。 個人事業主のまま事業をおこなうのが良いか、会社を設立したほうが良いか、よく検討してみてください。