起業・経営FAQ:事業計画書のポイントについて教えてください。

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

これから配車サービス事業を始めようと考えています。

試しに事業計画書の作成をしてみたのですが、いまいち計算方法などわからないことが多く、ぜひアドバイスが欲しいです。

回答:資金繰り表の作成、売上数値、資金残高が100万円を下回らないような計画を立てましょう。

この質問への回答者

三輪 篤史(みわ あつし) / お客様の9割が創業からのお付き合い!【創業支援特化の専門事務所】三輪税理士事務所/クローバーズ経営グループ  「品川創業融資サポート」運営
税理士という固いご職業でありながら、とても人柄の優しい三輪アドバイザー。これから起業をお考えの方に向けた「資金調達」を得意とし、起業相談をじっくりと、丁寧にお話しいただけます。お気軽にご相談ください。

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さて、創業時の公庫からの融資を目指しているということで、創業計画書の作成は大変重要なところですね。

創業計画書は文章面と数値面の2つがあって、特に数値面のアドバイスとして少し記載させて頂くと以下の通りです。

  1. 3か年の月別収支表と各月の資金残の推移表(資金繰り表)を作成すること
  2. 特に売り上げ数値は、積算根拠を明確にすること。
  3. 資金残高が100万を切らないような計画にすること

(1)はエクセルで作成が一番便利です。

(2)は売上構成がBtoBで考えるのかBtoCで考えるのかにもよります。

例えば、取引先1件当たりの売上×取引先数=総売上でしたら、それをどのように増やしていくのかその営業活動も併せて記載する必要があります。

(3)100万円の残高を切ってくると、資金繰りに意識が持っていかれて、計画通りに進められなくなる経営者は多いです。

以上、3点ほど記載させて頂きましたが、ご参考頂けましたら幸いです。

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