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課題・悩み
事業計画書を作成しているのですが、
- 網羅的でない
- 具体的でない
- 記載されていない箇所がある
というようなアドバイスをもらいまして、結局伝わらない計画書となってしまいます。どのように書けば、通る計画書になりますでしょうか?
回答:まずは誰でも理解できる文章で作成することが重要です。
近田 侑吾(ちかた ゆうご) / オモイエル株式会社
「壁打ち」「思考の可視化」によって企業の製品、サービスの企画・開発を支援している近田アドバイザー。各地でのセミナー講演でもご活躍されています。ご自身もベンチャー企業の経営者として活動しているので、経営者目線のアドバイスをもらえます。
下記が重要です。
(1)誰でも内容を理解できるように、専門用語を多用せず易しく書くこと
案件を発注する側の担当者がリテラシーの高い人とは限りません。なお、行政案件向けの文書の書き方には特有のお作法が求められる場合もあります。
(2)案件の目的や課題をどのように解決するのかが明確に説明されていること
自社の持つソリューションの押し付けになっていないか注意が必要です。
(3)提案内容に独自性や優位性があること
相手にとっての価値を示し、自社を採択するのがベストだと判断させるネタを盛り込むことが重要です。