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課題・悩み
現在私は大学生で、アルバイトとして家庭教師をしています。友人にも塾講師や家庭教師をやっている人が沢山いるので、友人を呼び込んで新たに家庭教師の派遣会社を作りたいと考えています。
会社の設立をする前に、まず私たちは何をするべきなのかを教えていただきたいです。
回答:まずは事業計画書を作成しましょう。
土谷 正剛(つちや まさたけ) / 土谷税理士事務所
若手起業家から多くの支持を得る土谷アドバイザー。プライベートでは、スポーツ、料理、ワインが趣味と非常に多彩な方です。若手起業家の方で、税務関係でお困りの際は、土谷アドバイザーがお勧めです。
会社を設立する前に、まずは事業計画書を作成することをおすすめします。
難しく考える必要はありません。ある程度やりたいことが決まっているので、より具体的な内容をワードやエクセルなどで文書化します。たとえば、
- 生徒からもらう受講料や教師に払う報酬の決定
- どのくらいの生徒を集めるかの目標
- それにかかわるお金の見積
- マーケティングの方法
など、他にも思いつく限りのことをまとめてみると良いでしょう。
ある程度まとまったら、私のような専門家やご友人、一緒に事業をする方などに見せて、意見などをもらいながら計画を練っていきます。 フォーマットなども気にせず、まずはいちど事業計画書を作ってみるといいと思います。 ある程度事業計画がまとまった段階で実際に会社を設立します。
会社の設立については、基本的には専門家に設立依頼をするのが良いでしょう。ご自身で書類を作成して会社設立をすることも可能ですが、設立にかかる費用は自分でやっても専門家にまかせてもあまり変わりはありません。
なお、会社設立は急げば1週間以内に行うことができます。
またマーケティングの方法についても限りなく方法があると思いますが、やはりSNSなどでの集客が中心になるでしょう。ターゲットによっても最適のSNSは変わります。たとえばターゲットが高校生の子供を持つ親であれば、50歳前後の人が見やすいSNSを主に利用しましょう。
ネット以外でも、チラシを撒く、スーパーの掲示板に載せる、とったマーケティングの方法もあります。 どれが一番効果的かは、実際に試しながら検証します。