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課題・悩み
新商品を開発したので、広く販売したいと考えています。新商品自体は自分ではかなり満足していますが、よろず支援協会に相談したところ、
「人がこの商品を買うのをイメージすることができない。クラウドファンディングをやった方が良い」
と言われました。
製作資金に問題はないので、クラウドファンディングに求めるゴールをどこに定めればよいのか分かりません。 何から始めるべきでしょうか?
回答:事業計画書を作成しなおしましょう。事業を成功させるためには計画性が必要です。
田村 徹(たむら てつ) / ICT法務サポート行政書士事務所、スカイ・スクラッパーズ株式会社
ベンチャー企業や中小企業で多くのトップマネジメント経験を持つ田村さん。47歳で経営学修士取得や49歳で行政書士資格の取得など常に自己研磨に励んでおられます。数多くの経験をお持ちですが非常に親しみやすい人柄で多くの起業家から支持を得ています。
まずは「事業計画書」を作成しなおして、もういちど相談に行かれた方が良いかもしれません。よろず支援協会以外へ相談するさいも、「事業計画書」を作り込むことは必須です。
やりたいこと、実現させたいこと。これらを事業として実現させていくためには、思いだけでは成就できることではありません。だからこそ、それぞれのビジネスモデルに適した方法を見つける必要があります。
よろず支援センターの活用やクラウドファンディングの利用も、その方法の一つです。 悪くはないと思います。