山本さんは3年半で8店舗を出店されたそうですが、業態を開発するときのコツってありますか?私は性格が天の邪鬼?なのか、誰もやっていない業態をつくりたい!といつも考えています。
しかし、飲食店素人の私が仲間に相談しても否定的な意見がいつも多くて・・・。 何かあっと驚くような業態のつくり方があれば教えてください。できればくわしく教えてもらえると嬉しいです。
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A回答
ご質問ありがとうございます。業態開発についてですが、これは非常に難しいですよね。
やっぱり立地がモノを言う部分が大きいと思います。
実際に僕も色々と出店しましたし、お手伝いもしてきましたが、街によってやはり集まっている人が違います。
まぁ、ターゲット層が違うので当たり前なんですが・・・・と、当たり前のことをお伝えしても失礼なので、ここ最近僕が考えている業態開発についてを2点お伝えします。
まず、1点目は「そのお店はお客様にとって、日常なのか?非日常なのか?」
例えば、たまに行く高級レストランは「非日常」でしょうし、仕事の合間に行く、立ち食いそばやさんやカレー屋さんは「日常」の部類に入ります。
まずは、あなたが考える業態はどちらなのか?
を決めちゃってください。ここを中途半端にするとなかなか繁盛は難しいと思います。
2点目は、その業態の
1.独自性(その店にしかない商品やサービス)
2.社会性(誰の何を解消しているのか?)
3.収益性(どうやって儲かるのか?)の
3つを考えてみることをお勧めします。
この1点目と2点目を合わせて考えると、例えば、立ち飲み屋で考えた場合。
「日常」に設定します。
なので、このお店のテーマはお客様にとっての第2の我が家に設定します。
次いで、 1.独自性は例えばレバー専門店
2.社会性はお客様が気軽に安価で来れる店(財布に優しく、我が家みたいに心にも優しい)
3.収益性は基本レバーの仕入れは安い。
です。
特に業態は、日常を入り込みたければ客単価は安価になりやすいでしょうし、非日常であれば単価は高く設定できる傾向があります。
立地によってもさまざまな考え方がありますが、まずはお客様にとっての日常or非日常のどちらを演出したいのか?から考えてみることをお勧めします!