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課題・悩み
IT関係で事業を企画しています。技術的にまだどこも手掛けていないもので、理論だけですが自信があります。これを事業化するためには、どういれば良いのでしょうか。
回答
起業し事業化に成功するには、熱意や努力とニーズに適合した製品や技術が必要ですが、同時に協力者のサポートが必要です。このため、まず自分のアイデアや技術を出来るだけ多くの人にPRすることが重要だと思います。
この方法として、起業化コンテストに応募されることをお勧めします。コンテストでは事業化プランを発表しますが、応募すると事業化プランのブラッシュアップのサポートも受けられます。
また、入賞すると賞金やインキュベーターへの入居の便宜があり、入賞の実績は以降の事業活動のPRにも活用できます。時には、コンテストの聴衆からの企業化 提案も期待できます。一般的に、インキュベーターでは公的支援もあり格安な入居費用で専門家アドバイザーのサポートも期待できます。インキュベーター入居者 は商品化をはかり販売ルートを確立してゆきます。
一方、創業者への公的支援策として、創業融資や創造法補助金など各種の施策が用意されています。
しかし、いずれもいかに自分の技術や商品価値が高く事業化が重要かを認識してもらう必要があります。このために、特許取得や事業化計画(ビジネスプラン)を練り上げておく必要があります。