起業・経営FAQ:フリーマガジンビジネスの立ち上げについて

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

課題・悩み

結婚情報フリーマガジン発行で起業を検討しています。
有料誌では「ゼクシィ」など競合3社、無料誌では競合1社で、 市場の割に、競合が少ないこともありますが、どの雑誌もサイズが大きく、ターゲット層(婚礼適齢期)の鞄に 入るものではありませんので 「見やすい、小さい、写真が多い」という点で差別化を図ろうと考えております。
ターゲットへの的確な流通手段をどのように図れば良いのでしょうか。アドバイスをお願いします。

回答

ネットの発達により、無料で情報を入手するスタイルが 一般的になってきました。フリーマガジンについても 「無料の媒体でも面白いし、信頼できる」という認知が 最近は高まってきています。 フリーマガジンの発行部数は、一般媒体をしのいで 3億部を超えたと言われ、今や、無視できない存在と なっています。

まず、フリーマガジンの一般的な配布方法とその メリット・デメリットを挙げてみます。

■専用ラック設置 (駅構内・コンビニ・飲食店・書店など)
メリット:情報を欲しがっている人(ターゲット)が自ら手に取るため、気に入ってもらえれば目的(知名度・部数up)が達成しやすい。

デメリット:媒体に知名度がない場合、手に取ってもらえない可能性がある。

■オフィス配布
メリット:毎号決まった場所に配布するため読者の元に確実に届き、短期間での一斉配布が可能。
デメリット:ターゲット以外に配布してしまう可能性があり、必要部数より多めに送付してしまう可能性がある。

■街頭配布
メリット:直接渡すため、ターゲットの手元に確実に届く。
デメリット: 必要ないのに受け取ってしまう人もいる

こうして整理すると今回の場合は「専用ラック設置」が もっとも適しているのではないでしょうか。 発行準備として最初は低価格もしくは、 無料で掲載情報(広告)を集めましょう。そして、 発行後は掲載店舗(会社)を中心に設置させてもらうのです。掲載主であれば必ず置いてくれるはずです。 発行部数UPに伴って掲載料金アップなどの対応をすればよいのではないでしょうか。 フリーマガジンの火付け役の「ホットペッパー」は、 広告主獲得以上に設置場所獲得に力をいれています。発行部数アップが広告主獲得の何よりの武器になるからです。

どの業界もそうですが、モバイルはこれからマストです。モバイルとの強いつながりの あるフリーマガジンであることが成功の秘訣だと思います。
 

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