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課題・悩み
会社員ですが、自宅以外に自分名義の家がもう一軒あり、家賃収入があります。
確定申告の時期と必要書類、必要書類の入手の仕方、書類を書くために調べることなど、何もわからないので順番に教えていただきたいです。
回答:国税庁の「確定申告書等作成コーナー」の利用がおすすめです。
服部 純子(はっとり じゅんこ) / 服部純子税理士事務所
どんな相談にも明るく接してくれるフットワークの軽さに、若い経営者から支持を集める税理士の方です。じっくり時間をかけてアドバイスをくれる姿勢が、人気の秘密です!!
令和元年1年間(1/1~12/31)の収入(未収であっても支払を受けるべき金額)と経費を計算し決算書、確定申告書を作成します。申告期限は来年の3月15日です。
会社員とのことですので、会社が発行する「給与所得の源泉徴収票」が必要です。会社が発行するものです。おそくとも来年1月の給与明細等と一緒に取得できます。
生命保険料控除等を受ける場合は、保険会社が発行する証明書が必要です。11月ごろ発送されてきます。
マイナンバーなどの本人確認書類のコピーも必要です。
毎年所得税の確定申告の手引きが発行されます。
税務署でも受け取れますし、国税庁HPにアップされます。
分かりやすく記載されておりますので、ご参考にしていただければと思います。
国税庁の「確定申告書等作成コーナー」で作成し、出力、提出(郵送も可)できます。手書きだと計算間違いなども生じやすいので、作成コーナーはおすすめです。
昨年度(平成30年度)の決算書、申告書の控えが必要です。
青色申告なのか、白色申告なのか、減価償却(建物を耐用年数に応じて経費化する手続き)についてなどわからないと申告できません。
基本的には昨年度と変わらない収支だと思いますのが、多額の修繕があった場合等は計上方法が変わってくるので注意してください。