この記事に訪れたということは何らかの形で「起業」に興味があり、しかし何からしたらいいのか分からない、という悩みを抱えているのかと思います。
この記事では、起業するために必要なステップを具体的にお伝えしていきます。
我々ドリームゲートは創業より16年間たくさんの起業家たちに寄り添いながら、サポートを行ってきました。そのため、起業に関するノウハウが豊富に溜まっており、今回は起業するための準備を中心にお伝えしていきます。
この記事を読み終えるころには、起業するために何をすべきなのかが明確になっており、夢への一歩を踏み出せるはずです。
- 目次 -
起業するには?~起業の準備~
「起業」という行為じたいはとくに難しくはありません。難しいのは、起業し、事業を軌道に乗せ、事業を成功に導くことです。そのための準備をいかに起業前にできるかどうかが大事です。
事業の成功のためには、起業し、事業展開が始まる前に様々なリスクを考慮して対応することが必要です。そのために必要な準備をここでお伝えします。
なぜ「起業」なのか?
あなたはなぜ起業するのですか?起業することじたいはとても簡単です。
ですが、キャッシュをつくり続け、経営を続けていくことはとても大変であり、きれいなビジョンだけを掲げていれば上手くいくということでもありません。
経営とは自分との戦いです。だからこそ、なぜ起業をするのかということを、まず初めに自分に問いてみてください。
下記のリンク先には、起業と経営の違いについて書かれているので、もし起業を志し、その先も本気で会社の成長に、自分のビジネスにコミットしていくのであれば見てみてください。
「起業」とは?ー「経営」との違いを理解する
起業して何をしたいのか?
「起業すること」は手段にすぎません。
起業をして一体何がしたいのか、どんな社会を生み出し、どんな課題を解決していきたいのか。なぜ起業するのかという問いと掛け合わせて、自分が起業をして何を目指し、挑戦していくのか、起業前にある程度のビジョンを持つことをお勧めします。
これがあることによって、起業後まもない時期に、もし事業をピボット(事業の運営がうまくいかなくなり、事業の方向性や内容を大幅に変えること)することになったとしても、ビジョンが明確になっていることによって、次のステップに踏み出しやすくなります。
「何で起業するか」を決める
起業して何をしたいのかを明確にした後は、具体的な事業内容とビジネスプランを考えていきましょう。起業アイデアを考え、実現可能性を考えるサイクルを回すことにより、アイデアがより具体的になっていきます。
アイデアの発想方法や令和時代ならではの「起業アイデア」については以下のリンク先で詳しく書いています。もし、「起業アイデア」について気になる方いたら、この記事を参考にしながら、アイデア出しをしたり、アイデアのブラッシュアップをしたりすることをおススメします。
起業準備
起業するとなると、さまざまな法務関係の手続きや許認可が必要なこともあり、やらなければいけないことがいくつも出てきます。そのことについては下記のリンク先に、取るべきすべての手続きと手順が掲載しています。
マニュアル – 会社設立
起業するには?~起業の種類~
起業するための考えが固まった後は、起業の種類を知っておく必要があります。
ここでは起業の種類について説明をします。
出典:田所雅之 著/起業の科学
こちらをご覧ください。
起業には大きく分けて2つのビジネス手法があります。
- スタートアップ:新しい市場を作り出すために短期間で急成長を狙うビジネスモデル
- スモールビジネス:既存の市場の中で徐々にビジネスを拡大していくビジネスモデル
スタートアップは主にベンチャーキャピタルなどから資本による資金調達を行い、最終的には上場を目指すことが多いです。スモールビジネスは借入による資金調達によりビジネスを運営し役員報酬を多く取るなど、中小企業のイメージに近いです。どちらのビジネスモデルもメリット/デメリットがあるため、起業前に自分がなぜ起業をし、何を目指しているのかを明確にしておきましょう。
起業するには?〜サラリーマンのうちにできること〜
安定して給料を受け取れるサラリーマンの時だからこそ、起業の準備に最適です。できることは全てやったあとに、満を持して起業したいところです。
社内外の人脈を作る
起業後は基本的には一人で経営しなければなりません。くじけそうになることも多いでしょう。そんなときに頼りになるのは会社員時代に得た社内外の人脈です。自分の起業に必要な人脈はどのような人たちなのかを事前に考えておき、サラリーマン時代に積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう。
仕事の経験を積む
サラリーマン時代はたとえ失敗したとしても給料が途切れることはありません。積極的に挑戦し失敗し学ぶことで、仕事をするうえでの基礎力を身に着けておきましょう。将来的な起業に役立つ経験をする目的で、就職先も選びたいところです。
副業する
副業が許可されている会社に勤めていれば、積極的に副業することも考えたいです。会社員の給料以外にお金を得ることとはどのような事なのかを学ぶことができます。副業を続けることにより、副業の収入が本業を超えたことで起業するパターンもあります。
起業するには?~学ぶべきこと~
起業家が学ぶべきことは多岐にわたります。これから説明する実務的な知識のみならず、さまざまな学問にも精通していると、その知識は経営にも活かすことができます。
起業家が学ぶべきこと【マーケティング】
経営学の巨匠、ドラッカー氏の有名な言葉で、「マーケティングの理想は、販売を不要にするものである」というのがあります。
ドラッカーがいうように、マーケティングというのは、誰かに自社のサービスを売り込むことなく、自然と売ることができるようにすることです。
「マーケティング」とは、1950年頃海外から輸入された概念で、製造業でメインに使われるようになった用語です。その頃の産業構造は「製造業」がメインでした。それから70年の月日がたち、現在では「サービス業」が日本の産業を支えています。この変化は、マーケティングの概念そのものに変化を生んでいます。
今までは、製品の価値を高め、「モノ」を売ることがマーケティングだったのですが、現代においては、消費者側がインターネットを介して、商品自体の価値を知ることが出来るようになり、従来の情報格差によるマーケティング手法は行うことが難しくなってきました。
このような背景を踏まえると、これからのマーケティングにおいてとても大切なのが、サービスの価値は「コト」消費にあるということです。顧客がサービスを通して、どんな体験をし、何を感じるか、その体験価値をどう作るのかということがマーケティングにとってとても大事な考えになります。
起業家が学ぶべきこと【おすすめの本6選】
これから起業するのであれば、学ぶべきことはとてもたくさんあります。
その中でも、「本」からの情報収集は、実績もある優秀な専門家たちから直接情報収集できる手段です。いくつか下にお勧めの本をご紹介します。
【まずは1人で年1000万円稼ぐ! 個人事業のはじめ方 – 大槻 貴志】
著者の大槻貴志氏に無料相談する>>
こちらの記事で著者である大槻氏にインタビューをしています。
個人事業で「年1000万円稼ぐ」は、コロナ禍の今でも可能?【著者インタビュー】
【起業は1冊のノートから!- 上野光夫】
著者の上野光夫に無料相談する>>
【会社で働きながら6か月で起業するー 新井一】
著者の新井一のセミナーに参加する>>
【失敗しない起業55の法則 -中野裕哲】
著者の中野裕哲に無料相談する>>
起業するには?〜出身大学で起業の成功率は変わるのか?〜
社長輩出が多い大学ランキングは、帝国データバンクがデータを公表しています。
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p190706.pdf
成功しているという点に焦点を当てるには、上場企業社長の出身大学データを確認してみましょう。結果は、1位慶應義塾大学、2位早稲田大学、3位東京大学の順になっています。これらの大学に行くことで、起業に必要な経営、経済、法律、などさまざまなことを学ぶことができます。
一方で、起業するための実務を学べる場面は少なく、大学で勉強した内容は机上の空論になってしまう可能性もあります。やはり、起業が成功するかどうかは、その人のモチベーションや努力次第ではないでしょうか。
起業するには?【ヒトとカネ】の集め方
経営資源と聞くと、一見「ヒト/モノ/カネ/情報」というようなものを思い浮かべるかもしれません。ですが、その他にも、経営資源というのは知的財産も含まれます。例えば、ブランド/データ/ノウハウ/組織力/特許などです。
このように多岐にわたる経営資源の中でも、今回は経営する上で、もっとも大切だともいえる「ヒト」「カネ」についてお伝えしていきます。
「ヒト」を集めるツール3選
起業すると、自分一人では何のビジネスも行えません。自分の展開するサービスのお客様が必要であり、自分の事業の拡大を手伝ってくれる仲間が必要であり、経営の相談をすることができる先輩が必要になります。起業するには、「ヒト」とのつながりは必要不可欠なものとなります。
優秀なビジネスマンと出会える完全審査制AIマッチングアプリ「yenta」
今、多くの業界人やスタートアップ、ベンチャーで働くアクティブなビジネスマンが使っているこのyentaというアプリは、完全審査制かつAIシステムでマッチングを最適化することが出来ていて、ビジネスマン同士の質の高い出会いを体現しています。
ぜひ、自分のこれぞというビジネスモデルをもって、たくさんの業界の人と意見を交わしてみてください。あなたのビジョンや人柄、ビジネスモデルに惚れて、いろいろ手伝ってくれる方が現れるかもしれません。
https://yenta.talentbase.io/yenta/
FacebookからTwitterへ!Twitterで優秀人材の採用を
少し前まで、ビジネスマン同士で活発に使われるSNSといえばFacebookでしたが、最近はTwitterへの移行が始まっているようにも見えます。その中でもTwitter採用なる「新たな採用の形」が生まれていて、多くのベンチャー社員やスタートアップ経営者、大手の社員やVCの方たちなども自分の発信を毎日して、ブランディングを行っています。そのため、質の高い情報と人が集まっています。
もし、これから起業を志すのであれば、日々の進捗や思考をどんどんTwitterでアウトプットし、起業家自らが「ファン」を増やすことで、今後の仲間づくりに大きな価値を発揮できると考えています。
ビジネス領域のYouTuberが現われている?
最近では、起業家や実業家の方々がYouTubeを用いて、情報発信を行ったりしています。5G環境が整いつつある今だからこそ、これから「動画」による情報発信は大きなキーワードとなります。会社が成長したときに映像として「会社の成長したストーリー」が残っていれば、それは会社にとって大きな財産になります。これから起業する皆さんは、起業する過程をYouTubeで発信してみましょう。
「カネ」を集める方法4選
クラウドファンディングを使って、マーケティングと資金調達
クラウドファンディングというのは、crowd(群衆)とfunding(資金調達)を合わせた言葉であり、自分の活動・やりたいことなどを発信し、それを応援したい・協力したいという人からお金を集める仕組みです。昨年クラウドファンディングプラットフォームとして国内で初めて上場したMakuakeも話題を集めましたね!
無担保無保証で借りられる?日本政策金融公庫の「新創業融資制度」
日本政策金融公庫の「新創業融資制度」は起業時の資金調達としては一般的ですが、この融資制度を受ける中で難しいのは、「自己資金要件」でしょう。自己資金が大体100万ほどないと融資を受けることは難しいかもしれません。また、「見せ金(資金調達前、友人や家族からお金を借りて100万円集めておく)」を行うことも公庫に急激な資金の流動が直前にないかを確認されるためできないので、自分の力で自己資金をしっかりと用意する必要があるります。
その他のベンチャーキャピタルから資金調達や補助金/助成金などの資金調達方法については、下記のドリームゲートのリンク先にて紹介していますのでぜひご覧ください。
ビジネスコンテストで賞金稼ぎ
ビジネスコンテストで入賞して、賞金をもらい、その賞金を起業資金にするのも有効な手段の一つです。起業する前に、自分の事業をあらゆる分野の専門家に評価してもらえることはとても有難いことです。それだけでなく、ビジネスコンテストで入賞すると、起業後のオフィスとなるコワーキングスペースの利用券や出資先の紹介なども行ってくれることもありまる。
ぜひ、一度ビジネスコンテストで自分の渾身の事業案をプレゼンしてみましょう。
ベンチャーキャピタルから資金調達
もし、あなたがスタートアップ企業を設立するのであれば、ぜひ考えておきたいのがこのベンチャーキャピタル(以下VCと略)からの資金調達です。VCはただ出資をしてくれるだけでなく、顧客の紹介や人材/取引先の紹介なども行ってくれます。
しかし、出資を受けるためには、それなりに事業案について、深く考察し、準備をしていかないといけません。徹底的に自分の事業や会社のことを見つめなおす機会を作ることで、より建設的にスピード感をもって事業の展開を進めることが出来るようになります。
【専門家監修】創業時の資金調達法について
エンジェル投資家からの資金調達
エンジェル投資家とは、創業後間もない企業に対して資金提供できる裕福な個人です。元起業家でM&Aや上場によりエグジットをされた方、大企業の社長を務めていた方などが、後輩起業家を育てるために出資をしている場合が多いです。ベンチャーキャピタルよりもリスク許容度が高いため、会社経営に関わってくるケースは少なく、投資後も自由に経営したい人におすすめです。
起業するには?~もっとも大切なこと~
ここまで、起業するには何をしたらいいのか、どんな準備をしたらよいか、何を学ぶべきなのかについてお伝えしてきました。
最後に、皆さんにお伝えしたいのは、起業するには、何よりも自分の信念が大切だということです。資本主義の形が変化し、お金という資本だけでなく、「ヒト」を軸にした資本の形が作られつつあります。この背景によって、どれだけ起業家として、「ヒト」という資本価値を作れるかどうか、信用価値をつくれるか、差別化できるかどうかがポイントになってきます。
起業家として、誰よりも強い信念を持ち、その信念に突き進んでください。我々ドリームゲートは、これからもさまざまな分野の専門家たちと共に、明日をよりよい社会にするために活躍してくれる起業家たちのサポートを積極的に行っていきます。
執筆者プロフィール:ドリームゲート事務局
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