事業再構築補助金事務局は9月15日18時に事業再構築補助金第6回公募の採択結果を発表しました。
件数などを簡単にまとめると次の通りです。採択率は49.99%でこれまでで最も高い数値となりました。
- 申請の全体数 15,340件
- 採択件数 7,669件
- 採択率 49.99%
この記事では、第6回公募の採択結果を速報として紐解きつつ、今年度は残り2回ある事業再構築補助金で採択されるポイントなどをお伝えします。
第6回の結果で残念ながら不採択の方や、次回公募での申請を検討中の方は「事業再構築補助金 認定支援機関さがせる窓口」で優秀な認定支援機関への見積り依頼をサポートしていますので、そちらをご利用ください。
- 目次 -
第6回公募の採択率は49.9%
第6回公募は令和4年3月28日に開始、申請受付は6月30日まででした。
全体の申請数、採択件数は次の通りです。申請件数は全体で15,340件、採択数は7,669件、採択率は49.99%という結果で、これまでで最も高い採択率となりました。
これまでの採択率を整理すると、次の通りです。
- 第1回公募 36.06%
- 第2回公募 44.88%
- 第3回公募 44.42%
- 第4回公募 44.78%
- 第5回公募 46.15%
- 第6回公募 49.99% ←今回
回を追うごとに徐々に採択率が高くなっていることが分かります。
「事業再構築補助金 第6回公募の結果について」資料 より
累計8万人が利用!質問に答えるだけで「事業計画書・数値計画書」が完成
⇒事業計画書作成ツールを無料で利用してみる
- 日本政策金融公庫の創業計画書も作成でき、融資申請に利用できる。
- 業種別にあなたの事業計画の安全率を判定
- ブラウザに一時保存可能。すべて無料!
全体の傾向
「事業再構築補助金 第6回公募の結果について」資料にて業種別の応募と採択割合についてを見ると、特に製造業、卸売・小売業、宿泊業・飲食サービス業が多い結果となりました。
また、応募金額および採択金額の分布(全類型合計)を1,500万円単位で分析すると、100
~1,500万円が最も多く、全体の4割以上で、1,501~3,000万円が3割以上を占めることがわかります。
一方で「応募金額の分布」で見ると、1,500万円~2,000万円の案件がもっとも多いことが分かります。
不採択で再申請を検討されている方がやるべきこと
事業再構築補助金は今年度中であと2回の公募が予定されています。現在公募申請受付中の第7回(9月30日締め切り)と第8回までがあります。
もし第7回、8回で再申請を検討する場合は次のポイントを確認しましょう。
1、自身の不採択理由を事務局に確認する
事業再構築補助金の公式事務局に電話をすると、自身がなぜ不採択になったかを教えてもらえます。これはメール等では通知されず、すべて電話での確認となるため、しっかりメモをとり、修正ポイントを洗い出しましょう。
もし計画に大幅な変更が必要な場合は第8回に向けて慎重に用意することも視野に入れる必要があるかもしれません。
2、実際に採択された計画書を分析する
事業再構築補助金の公式サイトでは実際に採択された計画書が紹介されています。これらの計画書を分析し、自身の計画書に足りない要素をピックアップしてみましょう。自分と同じモデルでなくても、どのようなストーリーで計画書をつくるべきか、どのような要素が説明されているかなどは、ある程度どの業種でも共通しています。
3、虎の巻をチェックする
事業再構築補助金公式サイトにある「虎の巻」も非常に大量の資料があり、参考になります。簡単なYouTube動画と、PDFのガイドブックの2つがありますが、両方に目を通すことをおすすめします。
4、プロに支援を委託する
事業再構築補助金は自分で計画書を作成し、金融機関や商工会などに認定支援機関確認書を作成依頼して申請することも可能ですが、プロの目で見た事業計画には足りない要素があるかもしれません。
認定支援機関で、かつ事業再構築補助金の申請サポートをしているプロに計画書を見てもらいアドバイスを受けるのも一策です。
事業再構築補助金さがせる窓口なら、採択率90%超えの専門家や、元・補助金審査員など、優秀なパートナーの中から御社にマッチした方だけを最大3名チョイスして提案しています。※第7回の申請サポートは終了しています。
累計8万人が利用!質問に答えるだけで「事業計画書・数値計画書」が完成
⇒事業計画書作成ツールを無料で利用してみる
- 日本政策金融公庫の創業計画書も作成でき、融資申請に利用できる。
- 業種別にあなたの事業計画の安全率を判定
- ブラウザに一時保存可能。すべて無料!
第7回申請のスケジュール
第7回公募のスケジュールは次の通りです。
- 公募開始:令和4年7月1日(金)
- 申請受付:受付中
- 応募締切:令和4年9月30日(金)18:00
- 結果発表:未定
第7回の締切までは残り2週間と少ししかありません。リベンジを考えている方は早めに対策を講じる必要があります。
採択されたらー今後の申請で気を付けるポイント
せっかく採択されたのに、実はその後の手続きがあまりにも煩雑で「せっかく採択されたのに、実績報告書が面倒で申請をあきらめた」といった事態が起こっているようです。
こちらの記事では第1回の事業再構築補助金で採択され、その後補助事業完了、入金までを終えた経験談をもとに、煩雑な資料揃えを乗り切る極意を紹介していますので、参考にしてください。
事業再構築補助金 採択者が語る、入金までの申請ポイント【概算払いと実績報告書】
事業再構築補助金さがせる窓口のサポート
事業再構築補助金はあと第7回・第8回のチャンスがあります。
事業再構築補助金さがせる窓口なら、採択率90%超えの専門家や、元・補助金審査員など、優秀なパートナーの中から御社にマッチした方だけを最大3名チョイスして提案しています。※第7回の申請サポートは終了しています。
執筆者プロフィール:ドリームゲート事務局
ドリームゲートは経済産業省の後援を受けて2003年4月に発足した日本最大級の起業支援プラットフォームです。
運営:株式会社プロジェクトニッポン
Facebook | Twitter