中国輸入ビジネスは「会社を辞めずに1000万円稼ぐ」が可能−著者インタビュー

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

ドリームゲートのアドバイザー、佐藤大介さんは中国輸入ビジネスのやり方を解説した「会社を辞めずに1000万円稼ぐ! 中国輸入ビジネス」(ぱる出版)を出版。その中で、元手5万円からはじめて2年で年商4億円規模のビジネスに成長させた自身の体験をもとにした、中国輸入ビジネスのノウハウを伝えています。

このコロナ禍をむしろ追い風ととらえ、会社員の副業でも年収1,000万円を達成できると言い切る佐藤アドバイザーに、この本を書いた狙いと、会社員が副業を成功させる秘訣をお聞きしました。

■本文

ドリームゲート編集者(以下、編集):

本書は、会社員に正しい副業の仕方をアドバイスする本ですね。なぜ佐藤アドバイザーは、自身の「お金を稼ぐ方法」を会社員に広めようとしたのですか。

佐藤大介(以下、佐藤):

私は大学卒業後、中小企業に就職しましたが3年足らずで退職して、時給800円のフリーアルバイターになりました。「このままではいけない」と考え、アルバイトのほかに「せどり」を始めました。最初は元手5万円から、2年後には年商4億円にまで成長させられました。

今はメルカリやアマゾンといった誰でもかんたんに使えるネット通販のツールで中国輸入ビジネスをすれば、会社員の副業でも少ない資金で「あと月10万円」も、それ以上も狙えます。切実にお金を必要としている人たちにそのノウハウを伝えたいと考えました。

編集:

5万円の元手から2年で年商4億円にした経緯を教えてください。

佐藤:

最初はゲームを転売するせどりを5万円で始めました。そこから月商50万円になるのに、4カ月ほどしかかかっていません。私はフリーターだったので、このビジネスに専念できたことも大きかったと思います。

飛躍的に売上高が伸びたのは、ゲーム機用のケーブルを扱い始めてからです。最初は国内の卸会社から仕入れていたのですが、中国ではいくらで売っているのか気になって、現地に行ってみました。すると中国から直接仕入れれば、ケーブル転売の利益率は70%になるとわかりすぐに実行に移しました。

編集:

基本的な質問ですが、「せどり」と、佐藤アドバイザーが会社員にすすめている「中国輸入ビジネス」は、何が違うのでしょうか。

佐藤:

違いは仕入れの量や事業規模です。

せどりは小ぢんまりと行うビジネスです。そのため、売上高があがってくると、限界が見えてきます。在庫を増やせないので、注文がきているのに売れないといったことが起きます。

そうなると、そのまませどりを続けるか、輸入ビジネスのステージに上がるかを選択しなければなりません。

編集:

中国でケーブルを買いつけ、それを日本で売り、その利益率が70%になるというのは、もはやせどりというレベルではなく、完全に輸入業者ですね。

佐藤:

そうだと思います。でも、ゲーム転売によるせどりも、ケーブル輸入販売も、原理は同じですよ。

すぐに会社を設立して、元手5万円で始めてから2年が経過したとき、会社の年商が4億円になりました。

現在私は、日本、中国、タイに計9社を保有していて、合計の年商は48億円になります。

編集:

佐藤アドバイザーは本書で、まずはメルカリまたはヤフオクで始めて、それで慣れてきたらアマゾンを利用するネット通販にステップアップしなさいと教えています。

メルカリもヤフオクもアマゾンも、個人向けネット通販ツールですが、それほど大きな違いがあるのでしょうか。

佐藤:

メルカリはとにかく操作が簡単です。売りたい商品の写真を撮って、サイトにアップするだけです。商品の仕入れ、出品、販売、収入の確保、収入を元手にまた商品を仕入れる作業――というサイクルを、メルカリならほとんどリスクを負わずに実行できます。

ただ、メルカリもヤフオクも、超小規模ビジネス用につくられています。例えば月10個くらいを売るときにちょうどよいツールです。

メルカリで大量に商品を売ろうとすると、いろいろ不便が出てきます。大量に商品を扱うようになったら、アマゾンはとても便利です。

アマゾンは個人事業者のバックアップがしっかりしているから、大量に商品を売れます。そして、大量に売れば売るほど、商品1個当たりのコストが安くなります。

アマゾンは個人のネット通販事業者に、FBA(フルフィルメント・バイ・アマゾン)というサービスを提供しています。

FBAを利用すれば、販売する商品をアマゾンの倉庫に預けて、注文を受けたらFBAに梱包と宅配の手配を依頼できます。不良品に対するカスタマーサポートもFBAが代行してくれます。FBAは送料が安い点も魅力です。

販売する商品数が100個を超えそうになったら、メルカリからアマゾンに移行したほうがFBAの恩恵をフルに受けられます。

そして商品の取扱量が月1,000個を超えたら、それはもう本格的な輸入業者レベルですから、自分で倉庫を借りたりしたほうがよいでしょう。

編集:

アマゾンを使った中国輸入ビジネスが軌道に乗ったら、オリジナル商品をOEM(オリジナル・イクイップメント・マニュファクチュアリング)で用意して、それを販売するとよい、と提案しています。やはりここまでしないと月収50万円は難しいでしょうか。

佐藤:

OEMは「副業年収1,000万円の道」の途中経過の1つです。OEMを使いこなさないと、最終目標の達成は難しいでしょう。

OEMは既存商品にオリジナルのロゴをつけるだけなのですが、それでも「オリジナル商品」になります。オリジナル商品は、アマゾンが高く評価するので、売りやすくなります。

編集:

月収50万円を月収100万円にするには、OEMからODM(オリジナル・デザイン・マニュファクチュアリング)に進化しなければならない、と書いてありました。会社員が副業で、そこまでできるのでしょうか。

佐藤:

もちろん努力が必要ですが、できます。

努力とは、例えば、世界最大の問屋街である、中国のイーウーに足を運ぶことです。代行業者を使うなどして、イーウーからODM商品を仕入れられたら、あとは従来の中国輸入ビジネスと一緒です。

ODMは、完全なオリジナル商品になります。他社製品とさらに差別化できるので、利益率がさらに向上し、同じ作業量でも収入も利益も伸びます。

そして、オリジナル商品がヒットすれば、自分のアイデアが世の中に認められたことになり、やりがいも格段に向上しますし、個人のODMなら、超ニッチ市場を狙えます。

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編集:

年収1,000万円となると、もはや副業というレベルではなくなります。年収1,000万円になったら、中国輸入ビジネスを本業にしたほうがいいでしょうか。

佐藤:

その判断は難しいですね。私は会社勤めが苦手な人間なので、この仕事を本業にしたのは正解でした。会社のルールに窮屈さを感じている人なら、中国輸入ビジネスを本業にしてもよいかもしれません。この仕事は将来性もやりがいもあるので、専念して後悔することはないでしょう。

ただ、会社の仕事が安定していたり、ステータスのある企業に勤めていたりしていたら、会社を辞めずに、副業として中国輸入ビジネスを続けたほうがよいのではないでしょうか。

副業という形でもしっかり稼げるのが、中国輸入ビジネスのよいところだからです。

編集:

誰でも佐藤アドバイザーの真似ができますか。

佐藤:

これは断言できます、「誰でもできます」。なぜなら、私は普通の人間で、偏差値でいえば普通の人より低いくらいだからです(笑)。

中国輸入ビジネスとネット通販には、営業力も、滑らかなトークも、複雑なマーケティングも必要なく、商品力がすべてです。

他のビジネスならともかく、中国輸入ビジネスなら、誰だって私の真似ができます。

編集:

コロナ禍における、中国輸入ビジネスの現状について教えてください。コロナ禍はやはり逆風でしょうか。

佐藤:

いえ、ウィズ・コロナはむしろ追い風です。コロナ禍によって、人々が今まで以上にネットで商品を買うようになった今こそ、中国輸入ビジネスの「始めどき」だといえます。

また、ネット通販の販売価格が全体的に上がっているので、利益を出しやすくなっています。

そして、私がみなさんにおすすめする中国輸入ビジネスはインターネットビジネスなので、リモートワークと親和性が高いといえます。これまで通勤などにあてられていた時間をそのまま中国輸入ビジネスに使えます。

編集:

最後に、副業を考えている会社員にメッセージをお願いします。

佐藤:

まずは、メルカリで1個の商品を売る体験をしてみてください。それができたら、10個売ってみてください。

今は「100個売るなんて絶対に無理」と思っているかもしれませんが、10個売ることができれば「100個くらいならいけそうだ」と思えるはずです。

新しいことをしないと何も変わりません。子どもによい教育を受けさせたい、老後のために貯金をしたい、でもお金がない――そう考えたら、お金が得られるように変えなければなりません。何もやらなければ、来年の年収も今年と同じです。

ぜひ副業として中国輸入ビジネスを始めていただきたいのですが、もし難しいなと思ったら、せどりからでもいいので何か始めてください。

中国輸入ビジネスならば、誰でも年収1,000万円を達成できるでしょう。

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