- 目次 -
パーティマナーの基礎を知ろう
何らかの代表(もしくは社長)になりますと、突然パーティに参加する機会が増えるものでございます。創立記念パーティ・打ち上げパーティ・パーティ・パーティ・またパーティといった具合いです。
「それは、一部のセレブだけでしょ」「日本人は、そんなパーティ好きな国民性ではないはずだ」と思われた、起業家予備軍の皆様!答えはNOです。社長とい う肩書きを装着すると、セレブ/非セレブ関らずパーティに参加する機会が必ずや訪れます。パーティマナーの基本を知っておいて損はありません。
規模は20~30名のこじんまりとしたものから数百名参加という大きなものまでさまざまでございますが、そのスタイルはといいますと圧倒的に立食式が多いでしょう。
通常の立食パーティの進行は、以下のとおりです。
挨拶(偉い人/2~3名)→乾杯→歓談→中締め(3本締めがあったりする)
乾杯時、ワインやシャンパングラス等は、ステム(脚)の部分を指でつまんで持ちましょう。つつがなくそれを終わらせた後、並んでいる料理を取りに行きま す。会場入りした際、お寿司やローストビーフなど好物を見つけても、乾杯前にフライングして取りにいかないよう気をつけてください。私もチーズケーキなど を発見したりすると一瞬テンションがあがりますが、大人の分別を持って行動しております(走り出したりしないよう注意しております)。ちなみに取る料理の 順番はおおよそ下記のとおり。
1.冷たいもの(サラダ・前菜等)
2.暖かいもの(魚・肉等)
3.炭水化物系(寿司・パスタ・サンドイッチ等)
4.デザート
一皿に盛る種類は2~3類です。お皿にてんこ盛りにしないよう、注意しましょう。
また、飲みすぎて会場で寝たり倒れたりしないよう、気をつけましょう。
デキる社長は何してる?
さて、基本を知り、余裕が出てきた所で周りを見渡してみてください。実は、デキる社長は食事・飲み物にあまり手をつけていない事に気付くでしょう。それはパーティの目的が「料理を食べる」ではなく「人に会う」と知っているからです。食事より、会話優先です。
パーティは会費制の場合が多いですが、社長になったら「食事でもとを取るわ!」ではなく「出会いでもとを取るわ!」という気持ちで望んでくださいね。
・マナー初心者…料理食べすぎ(お酒飲みすぎ)
・マナー中級者…マナーを守って食事
・マナー上級者…実はあまり飲食していない