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儲かる仕組みをきちんとつくりあげることが先決
「起業」には、個人としての起業と、事業としての起業があります。個人が食べていくだけならともかく、「事業」としてダイナミックな成功を望むなら、「会社を大きくする方法」をきちんと理解する必要があります。お客さまのために心を尽くして誠心誠意働けば、いつか会社が大きくなると思っている経営者の方は、意外とたくさんいらっしゃいますが、誠心誠意働くことより先に、「儲かるしくみ」をきちんと作り上げ、順番にやるべきことをやった人が、会社を大きくしていけるというわけです。要はそのやり方を知っているかどうかなのです。
有名な会社の社長に、なぜリクルート出身者が多いかおわかりですか?それは、リクルートという会社では、日常的に「会社を大きくする方法」がその事業に活かされているからです。その実行部隊である社員は、ごく自然に「伸びる経営とはこういうものだ」ということを肌で感じ、学び取っています。ですから、独立したときにも、その方法を当たり前のこととして活用しているのです。
一方、中小企業出身の社長が、なかなか会社を大きくできないのは、こうした「情報」が圧倒的に少ないからです。残念ながらこの差は、いくら個人に能力があっても超えられないほど大きなものです。しかし、何も悲観することはありません。逆を返せば、知らなかったからできなかったことは、知ればできるようになるのですから(*^^)v。
このコラムでは、その情報の差を埋めるべく、会社が発展する方法を順を追って解説していこうと思っています。
キーワードは「経営は投資」
まず最初に理解していただきたいことは、「経営は投資である」というキーワードです。このキーワードをしっかり理解し、イメージをきちんと持てれば、会社を経営することは、実はそんなに難しくありません。
しかし、経営者になりたての頃に、これとはまったく逆のイメージを持ってしまう方が多いのです。それはどうしてかというと、「最初に経営を誰に教わったか」ということと関係しています。会社というのは、最初の一歩をどう踏み出すかによって、さまざまな方向へ進んでいきますから、できるだけ早い時期に、できるだけよい情報を入れることが大切なのです。
では、経営についてよい情報を入れるには、誰に教わるのがいいと思いますか?もちろん「経営のプロ」に教わるのが一番ですよね。ではさらに聞きますが、「経営のプロ」とはどんな人でしょうか?それは「会社を経営し、なおかつそれを成功させている人」のことです。それなのに、最初に「税理士」から経営を教わった社長が断然多いという現実があります。税理士さんを責めるわけではありませんよ。彼らの仕事は、「社長が経営した結果、会社の財務はこうなりましたよ」と教えてくれる人、経営のプロではないのです。最初に税理士から経営を教わってしまうと、節税のために経費を使うことをすすめられたりと、とても「投資」とは程遠いイメージを持ってしまいがちなんですね。
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