広告は、観られなくては役に立たちませんよね。そうして、読んでもらったら行動してもらわないと売上につながりません。
そこで大切なのが最初に目に入るキャッチコピーです。
キャッチコピーの役目は、チラシなら本文を読ませることにあります。本文で購入する気にさせるためにも、続きを読ませるキャッチコピーの作り方をお伝えします。
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ついついやりがちな、間違ったキャッチコピーのつけ方
キャッチコピーは本文を読ませるためにあるのに、最初から 「セール中」、「新商品入荷」で集客していませんか?
現在は情報過多の時代です。毎日毎日、ブログやホームページは増え続けています。メルマガやメール広告は、一週間に200通以上送られてきます。なので、ブログやメルマガなどインターネット上の情報はすべて、「3秒ルール」が適用されています。
これはホームページを開いた瞬間から3秒で見続けるかどうか決まるので、「3秒ルール」と呼ばれていたのですが、その流れが紙媒体にも適用されるようになってきました。
私たちも含め、人間の脳はものごとをなるべくシンプルに記憶しようとする性質があるので、近年の情報過多に適応するために3秒ルールを適用させているのです。
だから、チラシやDM広告も一瞬で読む、読まないの判断をされるようになりました。だからこそ、キャッチコピーの重要度が増しています。
さて、ここで質問です。
あなたは、以下のキャッチコピーのどちらが読んでみたいと思いましたか?
A「犬も歩けば棒にあたる」
B「犬も歩けばオヤジにあたる」
A「なぜ沢尻エリカさんは美人なのか?」
B「なぜ、沢尻エリカさんは反抗的なのか?」
A「1日15時間働いて1年で500万円稼ぐ方法」
B「1日30分だけ働いて1年で1億円稼ぐ方法」
すべて後半のBのキャッチコピーだと思います。
さて、それは“なぜ”でしょうか?
良いキャッチコピーは、見た瞬間にクエスチョンマークが浮かぶ
他にも、よく使われるキャッチコピーに「金持ち息子・貧乏息子」、「ラブラブ夫婦・ヒヤヒヤ夫婦」など対比を使ったキャッチコピーがありますが、これが「金持ち息子・金持ち娘」や「ラブラブ夫婦・普通の夫婦」では、その続きを読もうとは思わないのではないでしょうか? さて、それは“なぜ”でしょうか?
それは、頭の中にクエスチョンマークが浮かんでこないからです。
ひとつ目の「犬も歩けばオヤジにあたる」は、”犬”のはずが”オヤジ”なので気になります。2つ目の「美人」なのは見ればわかることで、それよりは、「反抗」の理由のほうが気になります。3つ目の「1日30分だけ働いて1年で1億円・・・」は、「あるわけないだろう!」と思うからこそ、余計に気になるのです。
対比を使った広告も同じです。対比するなら、ギャップが大きいほうがクエスチョンマークも大きくなります。それが有効なのです。
あなたの広告のチャッキコピーも、お客様の頭の中に「ええ!」、「うそ!」、「本当?」、「どうして?」、「何々?」などクエスチョンマークが浮かぶようにしただけで、後に続く文章を読んでもらえます。
だから、ぜひ「セール中」、「新商品入荷」であっても、お客様の頭の中にクエスチョンマークが飛び散るようなキャッチコピーに変えてください。
良いキャッチコピーにするための裏技
もし、どうしても考えつかない時のために、2点の裏技を最後にお教えします。
1.「なぜ」をつけてキャッチコピーにする
「なぜセール中なのか」、「なぜ新商品入荷なのか」など「なぜ」をつけましょう。
2.最初の一文字か2文字だけ大きくする
「セール中」、「新商品入荷」など、視覚でクエスチョンマークを作り出します。
この2つの裏技を組み合わせると
「なぜセール中なのか」、「なぜ新商品入荷なのか」
ほらほら、なんとなく続きが読みたくなってきたでしょう(笑)。
だから、キャッチコピーは、3秒ルールに対抗できるように、「ええ!」、「うそ!」、「本当?」、「どうして?」、「何々?」などクエスチョンマークが浮かぶように作ってくださいね。