あなたがホームページを作る目的とは何でしょうか?
人によっていろいろな目的があると思いますが、ホームページからの売上げを伸ばしたいと考えているのなら、まずは次の公式を頭に入れてください。
ホームページからの売上=アクセス数×成約率×購買単価(×リピート回数)
ホームページからの売上げというのは、この式で表されます。そしてこの中でも特に重要なのが、アクセス数と成約率になります。
つまりホームページを作るときは、アクセスが稼ぎやすく、成約率が良いホームページ作りを意識することで、そこからの売上げはずいぶんと違ってくるということです。
しかし多くの方がこのようなことを意識することなく、単なる会社案内的なホームページを作ってしまいがちです。でも、それでは競争が厳しいインターネットの世界では成果が上がりにくいでしょう。
「そういわれても、どうやってそんなホームページを作ればいいのかわからないし・・・」
そう心配になるかも知れませんが、ご安心ください。
決して難しいことではありません。これからご説明することを読んでいただければ、あなたも売上げが上がるホームページを作ることが出来るのです。売れるホームページを作りたい、ホームページからの問合せを増やしたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 目次 -
これから勝ち残るホームページは専門サイトだ
今やどんな小さな会社でもホームページを持っている時代です。
そんな競合が数多くいる中で勝ち残っていくためにはどうすればよいのでしょうか?
まず重要なことは、これからのホームページで重要なのは「専門性」です。インターネットにある膨大なホームページの中で、他とは明確に違う専門的なホームページになるほど、アクセスが集めやすく、また成約率も高くなります。
まずは、このことについて考えてみましょう。
例えば弁護士のホームページを作るとします。
弁護士が携わる仕事は離婚相談、訴訟問題、相続相談など、それこそ色々な業務があります。そこで多くの方は、これらの業務をすべて紹介する弁護士事務所の総合的なホームページを作りがちです。
しかしホームページから集客をしたいのであれば、そういったホームページではうまくいきません。それらの業務の中から得意分野を絞り込み、その専門サイトを作る方が良い結果につながります。今回の弁護士のホームページであれば、例えば離婚相談専門のホームページを作るということです。
では、このように専門サイトにするとなぜ有利になるのかを考えてみましょう。
・成約率に関して
専門サイトにすることで、サイトの成約率を上げることが可能になります。これはお客様の立場になって考えてみるとよくわかります。
例えばあなたが弁護士に離婚の相談を考えているとします。
一人は相続業務も得意です、訴訟問題もやります、もちろん離婚相談も任せてください、という先生。
もう一人は、離婚専門でやっております。離婚に関することならさまざまなケースに対応してきました。どんな問題にもご相談に乗りますのでご安心ください、という先生。
あなたならどちらの先生に相談したいでしょうか? 当然後者ですよね。
このように専門サイトにすることで、その道のプロフェッショナルと認識され、より成約率が高くなるのです。
・アクセスに関して
ホームページにアクセスを集める手段はいろいろあります。その中でもSEO対策を無視することはできません。
SEO対策というのは、GoogleやYahooで検索した時に自分のサイトを上位表示させることです。現在ではほとんどのサイトがこのSEO対策を意識しているといっても過言ではないと思います。
このSEO対策については後ほどくわしくご説明しますが、専門サイトにするほど上位表示がされやすくなるのです。例えば「離婚相談 弁護士」などと検索された場合、通常の弁護士のサイトよりも、離婚相談専門の弁護士サイトの方がより上位表示されやすくなるのです。
今は弁護士のサイトを例に出しましたが、通常のECサイトでも同じことです。家電全般を扱うECサイトよりは、TVを専門に扱っているサイト、さらに液晶TV専門サイトなどの方が、より売上げは上がりやすくなるのです。
このように、これからホームページを作るのならば、自分の得意分野を生かした、専門サイトを作ることを意識してください。
次回のコラム「Vol.2 売れるホームページの内容は3C分析で考える」は、売れるホームページを作るための具体的な分析手法を説明します。
バックナンバー