Vol.21 パチンコ営業から広告営業へ。嫌いなテレアポで成功率80%のワケ

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
営業担当の中でも 電話営業が苦手な人は多いと思います。そんなあなたは一生懸命電話営業を好きになろうとしていませんか?実際には「好き」「嫌い」と営業成績はあまり関係 がありません。トップセールスの伏見さんも実は電話営業が大嫌いだそうです。ではなぜ成功することができたのでしょうか?インタビューをお聞きください。 (インタビュー:横田雅俊)

 

新卒の営業と一緒ということは7~8才年下ということですね?苦労はありませんでしたか?

 もともとは飛び込み営業を前職で経験していましたから、飛び込み営業であれば問題はなかったのですが、とにかく電話営業をするように言われたんで す。しかし、実は私は電話が大嫌いで・・・。

 アメリカから帰って来たとき、ほとんど全員が携帯電話を持っている日本の現状にカルチャー ショックを受けましたね。知人に勧められて私も携帯電話を買ったのですがどうもなじめませんでした。

 ですから、電話でアポイントメントをとるように言われた時の苦痛は並大抵のものではありませんでした。ノイローゼになるくらいキライ で・・・(笑)。毎日が挫折と葛藤の繰り返しでしたね。

 

そうですか・・・電話営業が苦手な人は多いと思いますが、そこまでキライな人も珍しいですよね。どうやっ て克服したのですか?

 結局今も完全には克服していません。

 ただ仕事なので「嫌だからやらなくてよい」というわけではありませんから、もうとにかくや みくもに電話をしましたね。克服と言うよりも慣れたといった方が正確です。やっていくうちに自分の弱点に気がつき、少しずつそこを改善していきました。

 お客様に会えば売れるという自信があったので、乗り越えようと必死でした。実は今でも電話営業はあまり好きではないんです。

 

アポが取れるようになったきっかけは?

 テレアポでも営業でも、その場その場でいろんなことをやろうとしてしまうとうまく行きません。テレアポにはテレアポの意味があるので、まずアポイ ントを取ることに集中しました。説明をしていると伝わらないということに気がついたのです。せっかく見込み客が電話に出てくださったのに「めんどくさい」 という理由で断られてしまっては本末転倒です。

 とにかく会う!これを目標にしてからはアポイントが楽に取れるようになりました。お客様にとっては営業の電話=断るという図式ができてしまって いるので、そこを打破することだけに力を入れた結果だと思います。今では70~80%の確立でアポイントを取ることができます

 

80%は驚異的ですね。苦手な仕事を克服して極めるというのはすごいことですよね?

 嫌いだからできるだけ、少ない時間で終わらせようとして工夫するのではないでしょうか?好き嫌いと仕事の成果は関係ありませんよ。

 

【成功のルール】

 言われたことだけを実行するのではなく、自分で考えて行動しなければ売れない時代になった。マニュアル+αの印象をどれだけ残すことができるかが 勝負の分かれ目なのだ!もし電話営業が嫌いなら伏見さんのようにできるだけ少ない労力でアポイントを取れるようにすればよい。その工夫もしないで「嫌だ」 と言って逃げていては仕事にならない。自分のスタイルに合った仕事の仕方を見つけることも成功し続ける秘訣なのだ。

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