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会社と社員のベクトルを合わせて信頼関係を築く
「モテる社長」なんて言っておりますが、いったいどんな社長がモテるのでしょう?都心の高層マンションに住んで、外国産のオープンカーに乗って、高級レス トランに通う社長のことを指しているのではないことは、当然おわかりいただけると思います。
ここでいうモテる社長とは、自社のスタッフに 慕われ、信頼され、この社長のためにがんばれる!なんて思われている社長です。そしてお客様には「○○社長の会社のものなら喜んでお金を払うよ」と笑顔で 言われる社長です。
「ウチの会社は大丈夫!」なんて、軽く思わないでくださいね。今は志を一つにした仲間だと思っていても、長く継続する 会社をつくるのでしたら、そういう“文化”を醸成し、根付かせておかなくてはならないからです。今はよくてもこれからずっとこのままとは限らないでしょう?会社の文化は、今から始まってこれからずっと続いていくのですから。
事業をうまくまわしていくために必要なことは、社員が何のため に働けばいいのか、会社は何を目指していて、自分達は何をすればいいのかをしっかり把握してもらうことです。社長の思いに賛同し、お互いの信頼関係がある からこそ、社員はついてきてくれるのです。
最近では、「社長ブログ」というのがあって、毎日社長が日記風にビジョンを語ることができます。それもひとつの手ですよね。
人を動かすつもりなら、まずは自分から動く
上手に人を動かすのが経営だと語る人がいます。大切な資源ですから、しっかり動いて収益をあげてもらわなくて はいけませんものね。
でも、ちょっと待ってくださいね。
人を動かすって、どういうことなのでしょうね?人は頼まれたって 嫌なことだったら動きませんよ。命令されていやいや動いたところで、高いパフォーマンスなど期待できるはずもありません。
人に動いてもら いたいと思ったら、まずは自分から動いてみることです。お互いに良い関係を築きたいと思うのだったら、まずは自分からコミュニケーションスタイルを変えて みることです。
しつこいようですが「ウチは大丈夫」と思っているそこの社長!あなたとあなたのスタッフは、深い信頼関係で結ばれていますか?お金のためだけではなくて、あなたのために働いてくれていますか?
コーチングでは、始めにお互いの信頼関係をしっかり築いていく必要 があります。相手にとって安心感や信頼感を与えることこそ、その関係の基盤となりうるものです。それと同じように社長と社員の間においても、信頼関係が重 要な役割を担うのです。
社員に動いてもらいたいなら、まずは自分から動くこと!モテる社長は社員と深い信頼関係で結ばれているのですから。
モテる社長の条件―その1
1日の始まりのあいさつは、相手を認める最大の賛辞です。相手から言われる前に、自分から最初のコミュニケーションを始めましょう。
モテる社長の条件―その1
「毎 朝自分から、相手のココロを動かすようなあいさつをしましょう!」