そのためには、
1. 性を区別しない単語を知る
2. 性を区別しない表現方法を知る
ことが必要です。
職業を表すときに、man などがついている言葉に要注意
chairman (会長・議長) → chairperson
businessman / businesswoman(ビジネスマン・ビジネスウーマン)→ businessperson
salesman / saleswoman(セールスマン・セールスウーマン) → sales person(単数)
spokesman (報道官・報道担当者) → spokesperson
keyman (キーマン・主要人物) → key person
stewardess (スチュワーデス) → flight attendant / cabin attendant
mailman (郵便配達員)→ mail carrier / postal worker
waiter/waitress (ウェイター・ウェイトレス) → waitperson / waitstaff
fireman (消防士)→ firefighter
doorman (ドアマン)→ doorkeeper
guardman (ガードマンは実は和製英語です) → security guard
日本では、「女流~」「女性~」「OL」「女子~」と、女性をことさら意識させる言葉が多く、またそれがよい意味で使われることもあります。そんな環境で すので、私たち日本人は総じて、性差別・性区別に疎いと思われます。
アメリカにある日本企 業はどうしているか
在米日本企業に勤務していた知人に尋ねてみました。
米国の公民権法のタイトルセブンでは、 差別の禁止をうたっています。 従って、企業はこの条文、州法の規定に則るということを宣言します。よって、男性・女性の区別をする表現はしません(できません)。 つまり、従業員は、employee/employees で、男女がわかる表現はしないのです。 たとえば、妊娠は女性しかしませんが、「妊娠した従業員は」という場合、employees who is pregnant…となります。
この方の会社では、マネージャー研修の冒頭に「差別行為・差別と思われる言動は絶対ダメ」という講義が行われたそうです。
うっかり男女差別してませんか?ではメールなどでどう表現すればいいかということについて、NGと対策をご紹介しています。