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読んでもらえるメールとは
ずばり、ポイントは2つ:
1.タイトルで中身が分かるようにする
内容が分かるタイトルにして、スパム※1と誤解されず、かつ、適切なスピードで対応してもらわなければなりません。
2.空白行をつくる
ずらずら、びっしり書かれたメールは、日本語でも「ウ!」と思いますよね。英語でもそれは同じです。むしろ、英語は「段落分け(パラグラフ)」に ついて、日本語よりうるさいのです。
タイトルのつけ方
受信メールボックスで分かるのは、主に送信者とタイトルです。
VIP並みに送信者の名前だけみて、直ちに開いて読んでもらえればよいのですが、なかなかそうはいきません。タイトルを工夫しましょう。
タイトルなしは、絶対NG。
「URGENT(至急)」だけも内容がないのでNG。
要件をまとめて「Various(諸々)」 とタイトルを付ける方がいますが、これも内容が分からない(重要性もわからない)のでNG。
40字以内でWHAT(何) & WHY(なぜ)が分かるものがよい
とされています。
例えば、
Meeting agenda for Monday, November 6 「11月6日(月)の議事録」(36字)
URGENT — Please reply by Tuesday, 9AM 「至急-火曜9AMまでにご返答ください」(39字)
Order Inquiry: Product No. XXXX 「注文問い合わせ:製品番号XXXX」(31字)
Request re: vendor information 「業者情報についての要望」(30字)
などなど。
何をしてもらいたいか、何を伝えたいか、を意識するとよいでしょう。
One Paragraph, One Idea ルール
「1つのパラグラフには1つのアイデア」という意味で、英語では、レターであろうが、論文であろうが、これが鉄則です。一つの段落にごちゃごちゃ色んなことが書いてあることを英語の世界では嫌います。
メールも同じ。むしろ、メールは段落が長いと読みづらくなります。多くても5-6行に留めます。
改行と空白行を入れて、目に優しく、パッパと読めるようにしましょう。