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広告を買う前提条件「転換率(コンバージョンレート)」
広 告を買う前に前提として、自分のホームページの転換率を知っておくことが必要です。
ページビュー(PV) × 転換率 × 平均客単 価 = 売上 となります。
ページビュー(PV)が10000PV、転換率1%、平均客単価5000円だったとすると、
10000PV × 1% × 5000円=500000、売上高50万円となります。
単純に転換率が0%だったとしたら、いくら広告費をかけてページ ビューを集めたとしても、売上高は0円です。
(転換率とは、訪問者数(PV)の内、購買に至った数の割合です。例えば、1000PVの内、10人 が購買に至ったとすると、10/1000=1%となります。)
例えば上記のように50万円の売上をあげたい場合、自分のホームページの 転換率が1%だったら、10000PV獲得しなければなりません。
もし転換率が0.1%だったら、10万PV獲得しなければなりません。
ですので、広告効果を高めるという意味で、まずは自分のホームページの転換率を知り、さらに向上させる努力をしないといけません。要は広告を購入する前提 として、「転換率ありき」ということです。ページビューが少ないから売上がないと考えるのではなく、
「転換率が低いから売上がな い」と考えるべきです。
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商材によって向き不向きがあ る
商材によって、広告の向き不向きがあります。
では例として、私が扱っている「丹波の黒 豆」(http://www.kuromame.co.jp/)を挙げて、考えてみたいと思います。
「丹波の黒豆」を購入しようとしているお客様は、ネット上のどこにいるのか。
まずは、自社の商品の特性上、自社のお客様がいったいどこに いるのか考えます。大きく「検索向き商品」なのか、「モール向き商品」なのかの二つに分けることができます。
「検索向き商品」とは、こ だわり商品など、ヤフーやグーグルなどでキーワードを検索した人がお客様になる商品、「モール向き商品」とは、楽天市 場や、ヤフー・ショッピングなどショッピングモールで買い物をされるお客様がターゲットになる商品です。
では丹波の黒豆の場合はどうでしょうか。結論からいいます と、「黒豆」って検索した人しかお客様になりません。
例えばショッピングモールで、黒豆と梅干と明太子のバナー広告が並んでいたとします。普通 に考えて、この三つの商品の広告が並んでいたら、梅干か明太子のバナーをクリックすると思います。なぜなら梅干、明太子と比べて、黒豆は認知度も低く、市 場も小さいからです。
つまり黒豆は、「黒豆」と検索エンジンで検索した人がお客様になる、いわば『マニアック』な商品なのです。ですので、黒豆 の場合は検索連動型広告、PPC広告が最適な広告と言えるのです。
自分の商品を購入するお客様が、ネット上のどこにい るのか考え、そこに広告をするといった判断が必要です。
専 用ページを用意することも考える。
広告をする場合、その広告からやってくるお客様の客層に合わせて、専用ページ を作るのも手です。
そうやって、その広告に対する転換率を上げ、広告効果を上げることができます。
専用 ページの作り方については、次回以降のコラムでご説明いたします。
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広告を購入するときに考えること(まとめ)
・自社のホームページの転換率 を知る
・各広告の特性を知り、自社の商材と照らし合わせて、最適な広告を選ぶ。
・お客様が買いたくなるようなページを作りこむことによっ て、転換率を上げる。
(場合によっては専用の特設ページを作る)
広告を購入される場合は、上記3つを念頭に入れて、ご検 討いただけたらと思います。