Vol.6 白塗りのエンタイティナー。ホワイトマン「イシコ」に聞く「コンテンツとは?」

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執筆者: ドリームゲート事務局
初のインタビュー は宿泊先のMIRAMARの部屋にて始まった。お互い気心を知れた仲だが、こんなにも真面目な空気が流れたのは久しぶりだった。このコラムのお勧めリンク 先としても掲載しているが、彼は現在「ホワイトマン」という大変ユニークなユニットを率いている。彼とは、ホワイトマン・リーダーの「イシコ」である。

 彼が出会ってこれだ!と思った人をスカウトして、ホワイトマンになってもらう。『白塗りになること、ホスピタリティを大 切にすること、エンターテインメント好き、そして彼が気に入ること』というのが大体の入会条件だ。最初にその話を伺った時、私は正直、最近はやりの新興系 「宗教」の新手か?と勘違いした。おそらく、勘違いしたのは私だけではないだろう。そんな逆境の中で、現在40名を越える?ホワイトマンを集め、関係者は 200名超だ。

そんなカリスマの彼に、不躾に例の質問からインタビューを切り出す。

「あなたにとってコンテンツとは?」

 色々とあるけど、ホワイトマンの場合、端的にいうと「白く 塗ること」だと思う。白く塗るという単純作業の中で、色々な人が生まれていったりする。色々なイメージが膨らんでくるから面白いだよね。

  例えば、ある人は自分がピエロになったと思うし、白くなって、性格が変わる人もいる。逆に、普段はシャイなんだけど、白くなることによって人に「何で白塗 りなの?」って聞かれることも多い。そこで会話が始まる。白く塗ってくれることで、イラストを書かれることもある。そんな経験は日常的にはないよね。

  白く塗るというアイディアは、思ったことなんだけど、その後、女性誌の編集長をしてみたり、色々な可能性が広がってきたと思う。

僕の場合、 以前、舞台で演じた際に白塗りを体験して、白く塗ることで、プロとしてライティングをするようになった。多分、白く塗ることが、物事を執筆する仕事が生ま れたんだと思う。

「書くことはどういうこと?」

 そもそも、コ ンテンツという言葉が分からないけど、書くということ、すなわち書き物について、コンテンツだとは思う。僕はその場で言葉にしてしゃべるということが、あまり 得意なタイプじゃない。でも、それを文字に起こすことは大好きだ。文字に起こした時に、実は初めて自分の本音が見えてくるんだと、最近思う。

■Whiteman webサイト

http://www.white-man.com/

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