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携帯業界からのラブコール
ここ一カ月、新商品の話を書いてきたが、クリスマス商戦&正月商戦に煽られてか、私自身の物欲レベルがあがってきたような気がする。そんな私に更 に追い打ちをかけているのが、MNPに牽引されて業界のリシャッフルが起きるかも?と熱い携帯業界からのラブコールである。
一年の大半をデニムで過ごす私にとって、フリップしない携帯SO902iの存在は大きい。デニムのポケットに入れても目立たないし、何より「開い たり、閉じたり」するone actionがないのがシンプルでいい。一般的には私みたいな端末の容姿のみで買い換えを拒んでいるユーザーは少ないようで、ビジネスで使う以外にも、音 楽が聴けたり、財布のスペース泥棒になっている各種カードをIC化できたりと、新しい端末の進化は目を見張るものがあるのも確かだ。
MNP登場
そこに、番号を変えずにキャリア間移動が出来るMNPの登場である。メルアドならともかく、数年ぶりに連絡を取ってくる友人のためにも携帯の番号 だけは変えたくないユーザーに対して、門戸を広げたのがこのサービスだ。イマイチ、利用方法が分からないユーザーが多いようだが、ユーザーへ浸透するのは 時間の問題だ。大なり小なり、キャリアシフトは進んでいくように思われる。
ジーエフケーマーケティングサービスジャパンが11月8日発表したデータがCNETに掲載されている。
「最終的にMNPの前(2006年10月1日~23日)と後(2006年10月24日~11月5日)の端末販売シェアを比較すると、ドコモが 51%から47%で4%減、auが34%から35%で1%アップ、ソフトバンクが15%から18%で3%アップという結果となった。」
出典元:http://japan.cnet.com/news/com/story/0,2000056021,20306287,00.htm
以上のとおり、ドコモがそのシェアを2番手、3番手に取られる動きとなっている。認知に伴い、この動きはある程度まで進むものと思われる。
ケータイに求めるもの
はてさて、そもそも携帯はなんのために生まれたのか?それはどこでも電話ができるようにしたかったからだ。それがどこでもメールができるように なったり、どこでも写真が撮れたり、音楽が聞けるようになったり、テレビが観られるようになったわけだ。
果たして、そういうニーズをすべて取り込めばいいのか?というと、答えは疑問である。私が思うに携帯はその言葉とおり、機能を付け加える ことで携帯性を失ったときがその終焉だったりする。よりユーザーニーズのトレンドをカテゴライズすることで、携帯性を失わずオリジナリティ溢れるサービス 展開が出来るはずだ!
例えば私のニーズ。
・デニムのポケットに入る、折り畳みたくない。
・画面は大きい方がいい、解像度はできればVGA。
・世界で繋がる、もちろんネットとメールも。
ぐらいだったりする(笑)。