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キューバでゴルフと葉巻
楽園ゴルフ、そしてヴァガンスの特集でキューバを攻め ることになった。キューバ政府、そしてコーディネーターとともにキューバ入り。何かと魅惑的な響きなキューバ。旅好きな誰に聞いても「行きたいなぁ」と前 向きな返事をいただくのに、キューバに行ったことがある人に出会うのは希だったりする。日本人にとっては、魅力的であるも珍しいキューバで、ゴルフと葉巻 に迫る取材だ。
仕事と遊びの中間
さてさて、このトレンドのコーナーも残すところ、今回を含めてあと二回となった。コンテンツビジネスから始まり、トレンドチェースになり、そして 最後は情熱の話で終わりたいと思っている。
私のブログでは、私が何をやっているのかリポートをアップデートしているのだが、キューバにいます、なんて書くと方々からいろいろな声が届く。 「仕事?遊び?」そんな質問に対して、私は両方と答えることにしている。
私の仕事のスタイルは、自分の興味の矛先を信じて、これは「面白 い」と思ったものをメディアに取り上げるだけだ。その想いは常に現場主義から生まれており、実際に現地を滞在することは体感温度を置き換える作業にとても 重要なプロセスだったりする。当然、仕事として割り切ればそれまでだし、遊びと割り切ってしまうと、今度は仕事ではなくなる。
だからその中間(笑)。
キューバ行きはいろいろな理由で何度となくNGになってきた。物事にはタイミングがつきもので、無理して人にあったり、その国を訪れたとしても、 心に共鳴する何かは少なかったりするものだ。不思議とマッチングされる瞬間は、いつもスムーズだ。流れる水のごとく、点と線が繋がり、無理せず彼の地へと 到着する。
興味への情熱
興味をいつも繋げるのは、自分の情熱だ。なんとなくこう書くと恥ずかしいが、決めたことはしっかりと想い続けて、誰がなんと言おうとやるきっかけ を探す。実現の運びには大きな喜びはもちろん付いてくるが、次の興味への情熱が湧き出すのみ。
カストロのために、葉巻を巻き続けた女性はこういった。
「最高の仕事なんてできたことないわ。半世紀近く、巻いているけど、もっと葉巻作りが上手くなる気がしているの」
コンテンツビジネスを言い当てた見事な言葉だ。