Vol.1 開業前に基本計画を立てる

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

「ここでやりたい」という場所があるか?この商品を売りたいというものがあるか?こんな感じの店をやりたいというイメージがあるか?それもこれからなのか?まずは、基本計画を立てましょう。

 

開業を計画するにあたって、考えなければならないことを以下のマップにまとめてみました。今回はこのマップを見ながら、計画を立てるステップを考えていきましょう。

イメージしてみよう

 最初にまず考え、大枠で決めなければならないことは、「ここでやりたい」という場所があるか?この商品を売りたいというものがあるか?こんな感じの店をやりたいというイメージがあるか?それもこれからなのか?ということです。

 このレベルでイメージできる店がある場合は、その店を徹底的に調べ、ない場合は、雑誌などから合いそうな写真や記事をどんどんスクラップしていくことが必要です。

  調査(ストアコンパリゾン)のコツは、対象店舗を徹底的に丸裸にすることです。場所、商圏、競合店関係、商品構成、仕入先、内装、陳列方法、ディスプレ イ、販売体制、客層、売り上げ予測、利益予測、週間ごとの変化・・・など全部を検証してみることです。できればワンシーズンくらいは見たほうがいいでしょ う。

 

ネットワークをつくろう

 次に考えなければならないことは、棚卸です。自分自身の強み弱みや、人脈などの自分のポテンシャルの分析や、資金など起業前に準備できるものについて考えましょう。

 特に人脈は大事ですね。一緒にやってくれるメンバーや支援してくれるメンバー、仕入先の知り合いなど、いろいろなネットワークがあると思います。最初はそれを、最大限活用しなければならないでしょう。

  反対に、ネットワークがないのであれば、ネットワークをつくっていく必要があります。積極的に展示会やフェアなどに顔を出して、仕入先や同業者などとの交 流を広げていく必要があります。セミナーなどに行くのも方法のひとつかもしれません。新業態の店ができたら、そこに行ってオーナーや店長と話してくること も必要です。これは「動いた分だけネットワークができる」と思ってください。

 また、ネットワークを維持するためには、知識や情報などのインプットを多くしていなければなりません。せっかく、いろいろな人と会ったとしても、話す内容がないため忘れられてしまう、なんてことになりかねません。

 

自己管理からすべてが始まる

  次に大切なことは、自己管理です。いつもスケジュール表と「何をするのか?」のチェックリストを書き、自己管理を徹底するという癖ができていれば問題はあ りません。つまり自己との戦いということです。もちろんスケジュールやタスクは進んでいくうちにどんどん修正が起こります。時流に乗ることは、小売業の宿 命です。修正はどんどんあることが普通であり、ない方がおかしいくらいだと思ってください。

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